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J-GLOBAL ID：201702275421802275   整理番号：17A1370325

水質汚染物質流下シミュレーションの改良

著者 (6件)： 冨永和樹 (東京都 水道局) ,  中川遼太郎 (東京都 水道局) ,  林むう (東京都 水道局) ,  石塚博明 (東京都 環境局) ,  田中利和 (東京都 環境局) ,  竹中伸一 (東京都 水道局 水質セ)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 86  号： 10  ページ： 11-16  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水質汚染物質流下シミュレーションは,水源水質事故時に汚染物質が流達する時間とその濃度を予測するものである。東京都水道局水質センターでは,水質汚染物質流下シミュレーションに,新たに土地利用別タンクモデル,一次元不定流モデル,移流拡散モデルの三つの計算モデルを導入し,さらに,取水,導水施設の影響や,可動堰,水門の運用を流量計算に反映させる改良を行った。また,実際の水質事故時に得られたデータと新旧のシミュレーション結果を比較検証したところ,改良によって大幅に精度が向上したことを確認できた。今後は,改良した水質汚染物質流下シミュレーションを最大限活用し,総合的な水質事故対応能力の向上を図っていく。(著者抄録)

シソーラス用語： *水質汚濁物質 ,  *シミュレーション ,  可到達性 ,  時間 ,  *流動 ,  水源 ,  事故 ,  水質汚濁 ,  タンクモデル ,  モデル ,  拡散 ,  移流 ,  予測 ,  濃度 ,  *改良
準シソーラス用語： 一次元不定流モデル ,  移流拡散モデル ,  水源水質事故 ,  水質事故 ,  濃度予測 ,  流下シミュレーション ,  流達時間

分類 (2件)： 開水路の流れ  (RC10015U) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

引用文献 (7件)：

• 小宮山昌幸、伊原泰敏、渥美英明、佐野茂、 汚染物質流下予測シミュレーションの導入とその運用、 第39回全国水道研究発表会講演集. 481-483. (1988)
• 国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所、 第16回吉野川講座テキスト http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no16/yoshitext16.htm
• 国土交通省国土政策局国土情報課、 国土数値情報ダウンロードサービス、 http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/index.html
• 厚生労働省、 職場のあんぜんサイト、 http://anzeninfo.mhlw.go.jp/index.html
• 独立行政法人製品評価技術基盤機構、 化学物質総合情報提供システム、 http://www.nite.go.jp/chem/chrip_search/systemTop

タイトルに関連する用語 (2件)： 水質汚染物質 ,  シミュレーション