文献
J-GLOBAL ID:201702275422195288   整理番号:17A1621446

重力の四脚場定式化における時空境界の役割

Role of spacetime boundaries in a vierbein formulation of gravity
著者 (2件):
資料名:
巻: 96  号: 4,Pt.B  ページ: 044042.1-044042.6  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Einstein-Hilbert作用は,時空境界が重力の動力学変数の変分で重要な役を果たすとき,一般相対論(GR)の場の方程式を再現するためには不十分である。このGRの作用原理を補うため,時空に埋め込まれた境界の外曲率による表面項を含めるが,これらの境界項は,それらが常に3次元境界に依存しているという意味で共変でない。しかし,このことは,重力の経路積分においては最終結果が経路積分に沿う任意の中間の超平面に独立でなければならないため,本質的である。したがって,時空境界を有する作用原理において共変に付加項を与える方法を構築する必要がある。この論文では,遠隔平行性に基づくGRのEinsteinの四脚場定式化により,Einstein-Hilbert作用に付け加える共変な表面項が自然に導入されることを示した。時空境界が存在するもとでの遠隔平行性を調べ,この共変な表面項により,GRの計量定式化に存在するすべての不必要な表面項は正確に取り除け,それは,Gibbons-Hawking-York(GHY)項の役を果たすことを示した。このような共変なGHY項の正体は,時空境界による自由エネルギーからの正しいブラックホールエントロピーの再現によってさらに確証した。これらの結果は,重力の4脚場定式化により,はっきりと定義された作用原理が与えられ,それらが容易に経路積分量子化に適用できることを示している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
一般相対論及び重力理論  ,  場の理論一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る