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J-GLOBAL ID：201702275499950899   整理番号：17A0933034

水中でのヘリウム,水素,空気,アルゴンおよび窒素気泡とグラフェン表面の相互作用

Interaction of the Helium, Hydrogen, Air, Argon, and Nitrogen Bubbles with Graphite Surface in Water

著者 (8件)： BARTALI Ruben (Univ. Trento, Trento, ITA) ,  BARTALI Ruben (Fondazione Bruno Kessler, Trento, ITA) ,  OTYEPKA Michal (Palacky Univ. Olomouc, Olomouc, CZE) ,  PYKAL Martin (Palacky Univ. Olomouc, Olomouc, CZE) ,  LAZAR Petr (Palacky Univ. Olomouc, Olomouc, CZE) ,  MICHELI Victor (Fondazione Bruno Kessler, Trento, ITA) ,  GOTTARDI Gloria (Fondazione Bruno Kessler, Trento, ITA) ,  LAIDANI Nadhira (Fondazione Bruno Kessler, Trento, ITA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 20  ページ： 17517-17525  発行年： 2017年05月24日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高配向性熱分解グラファイト(HOPG)の新しい表面を剥離法により調製し,その形態と化学組成をAFM,プロフイロメトリ及びXPSにより調べた。次いで,水中での気体(Ar,He,H₂,N₂,空気)との相互作用を接触角からOwens-Wendt法により求めたHOPGの表面エネルギーの測定値と分子動力学シミュレーション及び密度汎関数理論計算に基づき検討した。表面エネルギーは52.8mJ/m²で,その95%は分散相互作用に起因していた。HOPG表面はHeとH₂に対しては親和性を示したが,ArとN₂に対しては反親和性を示した。この気体親和性/反親和性挙動は気体-HOPGと気体-気体ポテンシャルの比χの依存し,χ値が高い場合,気体/固体界面相互作用力が気体/気体に比べ強くなる。これらの気体中でHeの接触角が最も小さく,最も高いχ値を与えた。

シソーラス用語： *水中 ,  *ヘリウム ,  *水素 ,  *空気 ,  *アルゴン ,  *窒素 ,  *気泡 ,  *グラフェン ,  表面 ,  相互作用 ,  *高配向性熱分解グラファイト ,  剥離 ,  原子間力顕微鏡 ,  X線光電子分光法 ,  接触角 ,  表面エネルギー ,  分散【dispersion】 ,  親和性 ,  疎外 ,  気固界面
準シソーラス用語： *相互作用ポテンシャル ,  表面形状測定 ,  分散相互作用 ,  分子動力学シミュレーション ,  密度汎関数理論計算

分類 (3件)： 固-気界面一般  (CB12041H) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  気体の物理的性質一般  (BJ01021W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水中 ,  ヘリウム ,  水素 ,  アルゴン ,  窒素 ,  気泡 ,  グラフェン ,  相互作用