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J-GLOBAL ID：201702275502229170   整理番号：17A0763443

均一な球体の充填における局所回転対称

Local rotational symmetry in the packing of uniform spheres

著者 (3件)： Tian Z. A. (School of Physics and Electronics, Hunan University, Changsha 410082, China. [e-mail]) ,  Dong K. J. ,  Yu A. B.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 22  ページ： 14588-14595  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子系の局所回転対称(LRS)は,その構造と相転移を理解する上で重要である。しかしながら,この系に対して,どのように適切にLRSを特性解析するかは,系が規則性および非規則性の局所構造を通常含むことから,依然として挑戦である。ここでは,所謂普通の隣接サブクラスタ(CNS)に基づいて,充填率ρが0.20~0.74の範囲にある均一な球体充填のLRSを特性解析する方法を提唱した。異なる倍数を有するLRSは,最も充填された状態で共存し,そしてそれらの最大充填度はρ<0.64において増大することが見出された。但し,連続的に増大してρ=0.74でfcc結晶を形成する6個の球体からなるCNSによって保持されている2倍体のLRSを除く。全てのCNSを含む全体的なLRSは,ρ=(0.35~0.40)と0.64における二つの臨界的な変化を伴って,単調に増大した。すなわち,特異なグループのCNSによって保持された個々のLRSの発現は,ρ≒(0.35~0.40),0.50,0.55~0.60,および0.64において,臨界的に変化した。それらの臨界的な変化に対応する物理学も議論した。それらの発見は,原子と粒子を含む物質の構造的対称性の理解を深めた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *固体充填 ,  *ミクロスフェア ,  均一性 ,  *対称性 ,  *回転 ,  *局所性 ,  構造解析法 ,  占有率 ,  モデリング ,  クラスタ模型
準シソーラス用語： *回転対称性 ,  充填率 ,  発現機構 ,  微小球体

分類 (1件)： 結晶学一般  (BK05010Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 球体 ,  回転対称