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J-GLOBAL ID：201702275547269669   整理番号：17A0492512

半ホイスラー構造におけるMnNiSbの混合によるTiNiSnの熱電性能の向上

Improving thermoelectric performance of TiNiSn by mixing MnNiSb in the half-Heusler structure

著者 (8件)： Berry T. (Max Planck Institute for Chemical Physics of Solids, Noethnitzer Str. 40, 01187 Dresden, Germany. [e-mail]) ,  Ouardi S. ,  Fecher G. H. ,  Balke B. ,  Kreiner G. ,  Auffermann G. ,  Schnelle W. ,  Felser C.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 2  ページ： 1543-1550  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： n型半導体TiNiSnの熱電特性を,半ホイスラー構造における金属MnNiSbによる部分置換によって最適化した。ここでは,Ti_1-XMn_XNiSn_1-XSb_X系における輸送特性,および固有の相分離を研究した。示差熱分析および示差走査熱量測定結果から得られた温度で,アーク溶融およびアニーリングによって,その合金を調製した。粉末X線回折パターン,エネルギー分散型X線分光法および示差走査熱量測定法を用いて,これらの相を特性化した。アニーリング後,大部分の相はいくつかのNiリッチサイトを有するTiNiSnであり,少数相は主としてTi₆Sn₅,Sn,およびMnSn₂であった。NiリッチサイトはFrenkel欠陥によって引き起こされ,これは低温での半導体試料の金属様挙動につながった。X≦0.05の場合,試料は活性化伝導を示したが,X>0.05では金属特性を示した。X=0.05の性能指数は,純粋なTiNiSnと比較して61%(zT=0.45)増加した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *化合物 ,  *ニッケル合金 ,  マンガン含有合金 ,  アンチモン含有合金 ,  チタン含有合金 ,  スズ含有合金 ,  N型半導体 ,  *電気特性 ,  相分離 ,  示差熱分析 ,  示差走査熱量測定 ,  キャラクタリゼーション ,  焼なまし ,  X線回折 ,  Frenkel欠陥
準シソーラス用語： アニーリング ,  *ホイスラー化合物 ,  *熱電特性 ,  輸送特性

分類 (2件)： 金属結晶の電子伝導  (BM03033M) ,  金属の比熱・熱伝導  (BL05022V)

タイトルに関連する用語 (1件)： ホイスラー