抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:人工股関節全置換術(THA)における静脈点滴と局部注射の併用によるアミノ安息香酸(TXA)の止血効果を観察する。方法:110例の片側性THAの患者をランダムにA組40例、B組40例、C組30例に分け、A組のTHA切皮前10分に15mg/kg TXAを静脈点滴した。B群においては,THAを縫合した後,1.5gのTXAを局所的に注入し,C群にはTXAを局所的に注射した。3群の手術時間、周術期の総出血量、周術期の輸血状況、術後24時間のドレナージ量及び術後のHbの降下の最大値を観察し、記録した。術後5日目にVAS疼痛スコア、術後1カ月にHarrisスコアを用いて三つの群の疼痛状況を評価した。3群の術後3カ月に両下肢深部静脈血栓(DVT)及び症状性肺塞栓(PE)の発生状況を観察した。【結果】A,B,C群における手術時間は,A群,B群,C群において,それぞれ886.20±35.58,971.87±68.55,773.89±58.60mLであり,2群間に有意差があった。P<0.05;手術後の輸血率は,それぞれ14.29%(5/40),21.21%(7/40),7.14%(2/30)であり,C群の術後のHb低下の最大値は,A,B群より低かった(P<0.05)。手術後24時間のドレナージ量はそれぞれ(223.68±26.46)、(198.41±15.42)、(175.84±17.94)mLであり、両群の間に有意差が認められた(P<0.05)。術後5日目に,A群のVASスコアは,B群とC群のそれより高かった(P<0.05)。結論 THA手術中の静脈点滴と局部注射TXAの止血効果は比較的に良く、周術期の総出血量、術後のドレナージ量を下げ、血栓の発生率を増加させることができず、効果は単純静脈点滴或いは局部注射より優れている。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】