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J-GLOBAL ID：201702275575321861   整理番号：17A1705444

高レベル感覚運動機能への前庭の寄与【Powered by NICT】

Vestibular contributions to high-level sensorimotor functions

著者 (2件)： Medendorp W. Pieter (Radboud University, Donders Institute for Brain, Cognition and Behaviour, P.O. Box 9104, NL-6500 HE, Nijmegen, The Netherlands) ,  Selen Luc J.P. (Radboud University, Donders Institute for Brain, Cognition and Behaviour, P.O. Box 9104, NL-6500 HE, Nijmegen, The Netherlands)
資料名： Neuropsychologia  (Neuropsychologia)
巻： 105  ページ： 144-152  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0193A  ISSN： 0028-3932  CODEN： NUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間における頭部の運動と配向を検出する,前庭系は,視覚を安定化し,姿勢安定性を確保し,自己運動の意味を提供するために,視線を制御に重要であることが知られている。これらの機能の根底にある脳の計算は広く研究されているが,より高いレベルの感覚運動機能における前庭系の役割は明らかではない。本レビューは知覚判断,意思決定,および複数の運動行動を学習する能力に対する前庭影響に関する新しい研究をカバーしている。最適化,推論,推定および制御のような概念に導かれて,著者らは,脳は,視覚空間の更新における記憶および視覚表現間の因果関係をどのように決定するかを,前庭,視覚および遠心性運動情報は体動の推定に統合されるかに焦点を当てた。もこれらの計算は,複数の座標表現,そのうちのいくつかはEEGから誘導された神経振動を用いた頭頂皮質におけるプローブできるを含む証拠を論じた。添加では,自己運動中の意思決定に関する研究,サッケードシステムにおける意思決定に対するボトムアップ加速度信号の明確な変調を記述した。最後に,運動学習と想起の文脈的キューとしての前庭信号の重要性を考察した。総合すれば,これらの結果は高レベルの感覚運動機能に対する前庭情報の影響を強調し,理論的,行動的および神経生理学的研究のための将来方向を同定した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *前庭 ,  視覚 ,  意思決定 ,  待ち行列 ,  加速度 ,  因果律 ,  プローブ ,  最適化
準シソーラス用語： 神経生理学 ,  運動学習 ,  ボトムアップ ,  神経 ,  視覚表現 ,  自己運動 ,  *運動機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 前庭認知 ,  最適制御 ,  Bayes ,  意思決定 ,  視覚安定性 ,  運動学習

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高レベル ,  感覚 ,  運動機能 ,  前庭