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J-GLOBAL ID:201702275713967643   整理番号:17A1370262

浅場機能の復元・再生・創出を目指した環境配慮型構造物 沿岸防災と環境保全を両立させるコンクリート構造物の開発

著者 (2件):
資料名:
巻: 46  号: 10  ページ: 542-545  発行年: 2017年10月20日 
JST資料番号: S0796A  ISSN: 0388-9459  CODEN: KAGIDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ここでは,港湾における「防災」と「環境」の両立を実現した事例として,八戸港における防波堤港内側補強工法「サブプレオフレーム(SPF)」,およびアミノ酸を混和した環境素材「環境活性コンクリート」について紹介する。SPFとは,コンクリートの枠体内に中詰石を投入した構造であり,枠体に拘束された中詰石と下層の石(捨石マウンドや被覆石)とのかみ合わせによって滑動抵抗力を増大させる工法である。中詰石部は多くの空隙と凹凸のある多様な天端面を形成しており,多様な生物の生育・生息空間を創出できる。環境活性コンクリートは,アミノ酸の一種であるアルギニンをコンクリートに混和し,徐々に溶出するアルギニンが水中のコンクリート構造物表面の微細藻類の生長を促すものである。コンクリートブロック表面の微細藻類の生長速度が5~10倍(普通コンクリートブロック比)であること,藻類を餌とする生物が蝟集し新たな食物連鎖の形成が促されること等が確認されている。消波ブロックや被覆ブロックに環境活性コンクリートパネルを取り付けたりして100カ所を超える採用実績がある。
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分類 (3件):
分類
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港湾施設,港湾工事  ,  海岸工学  ,  生態系 
物質索引 (1件):
物質索引
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