抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】進行胃癌の治療における腹腔鏡補助的遠位胃癌D2根治術(LADG)の臨床的有効性と安全性を調査する。方法:198例の手術治療の進行期胃癌患者の臨床資料とフォローアップ資料を回顧的に分析し、手術方式により患者を開腹群(n=101)と腹腔鏡群(n=97)に分け、両群患者の術中状況、術後合併症及び生存質量を比較した。結果:腹腔鏡群と開腹手術群の間の手術時間[(226.30±36.40)vs(220.50±29.90)min、t=1.23、P=0.221]、リンパ節郭清の数[(22.01±4.99)vs(20.69±4.53)、t=1.95、P=0.053]は統計学的有意差が認められなかった。腹腔鏡手術群の術中出血量は開腹群より少なかった[(114.50±20.30)vs(168.30±40.04)ml,t=11.77,P=0.000]。胃腸機能の回復時間は開腹群より低かった[(72.30±7.91)vs(84.05±9.04)h,t=9.72,P=0.000]。入院日数は開腹群よりも低かった[(8.89±1.57)対(10.36±2.65)日,t=4.72,P=0.000]。腹腔鏡群と開腹群の術後の腫瘍の近位端部は,それぞれ(5.07±2.04)対(4.85±1.98)cm,t=0.77,P=0.442であった。遠位端における[(4.33±1.90)対(3.90±2.02)cm,t=1.54,P=0.125]の間に有意差はなかった。腹腔鏡群と開腹手術群の術後合併症の発生率はそれぞれ9例(9.27%)と8例(7.92%)であり、統計学的有意差が認められなかった(χ2=0.01、P=0.907)。腹腔鏡手術群の術後7日のKarnofskyスコア(KPS)は,開腹群[(79.33±15.54)対(73.49±13.37)分,t=2.84,P=0.005]より高かった。手術後30日に,2群間のKPSスコアに有意差はみられなかった[(90.83±8.36)対(89.57±7.98),t=1.09,P=0.279]。結論:LADGによる進行胃癌の治療は開腹手術と同様の臨床治療効果があるが、患者の創傷が小さく、患者の最近の生活の質は開腹グループより高い。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】