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J-GLOBAL ID：201702275749295534   整理番号：17A0679743

都市近郊二次林下層の稚樹・実生の生育状況にもとづく推移過程の予測

著者 (2件)： 井戸里奈 (岐阜大) ,  肥後睦輝 (岐阜大)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 65  ページ： 17-20  発行年： 2017年04月28日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 岐阜市近郊の大洞二次林で,上木層(樹高≧2m),稚樹層(樹高<2m,樹齢>1年),実生層(当年生実生)の種組成を比較し推移の方向性を検討した。上木層と稚樹層,上木層と実生層の間に組成的な違いが認められた。上木層で優占していたコナラ,アカマツ,ヒノキは稚樹層・実生層での優占度が低かった。稚樹層,実生層で優占していたのはヒサカキ,ヤマウルシ,アラカシ,コシアブラ,タカノツメなどであった。今後,コナラやアカマツが衰退するとともに,大洞二次林はアラカシ林あるいは一時的にヒサカキ,タカノツメ,コシアブラが優占する林冠高の低い林分を経たうえでアラカシ林に推移することが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *二次林 ,  *苗木 ,  *実生 ,  *生態遷移 ,  植物成長 ,  都市郊外 ,  複層林 ,  樹高 ,  樹齢 ,  生物分類 ,  コナラ ,  アカマツ ,  ヒノキ ,  優占種 ,  樹冠 ,  岐阜県 ,  *植生
準シソーラス用語： アラカシ ,  コシアブラ ,  ヒサカキ ,  *下層植生 ,  山漆 ,  種組成

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 都市近郊 ,  二次林 ,  下層 ,  稚樹 ,  実生 ,  生育状況 ,  推移 ,  過程 ,  予測