文献

J-GLOBAL ID：201702275790725189   整理番号：17A1121796

ポリチミン一本鎖DNAの吸着に及ぼすグラフェン酸化速度の影響【Powered by NICT】

Effect of Graphene Oxidation Rate on Adsorption of Poly-Thymine Single Stranded DNA

著者 (3件)： Kim Ho Shin (Department of Materials Science and Engineering, North Carolina State University, Raleigh, NC, 27695-7907, USA) ,  Farmer Barry L. (Department of Materials Science and Engineering, North Carolina State University, Raleigh, NC, 27695-7907, USA) ,  Yingling Yaroslava G. (Department of Materials Science and Engineering, North Carolina State University, Raleigh, NC, 27695-7907, USA)
資料名： Advanced Materials Interfaces  (Advanced Materials Interfaces)
巻： 4  号： 8  ページ： null  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2484A  ISSN： 2196-7350  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェン表面の酸化速度は一本鎖ポリチミン,ポリ(T)20,物理吸着中の構造にどのように影響するか理解するために,全原子分子動力学シミュレーションを行った。水溶液中で,ポリ(T)20は積層とコイル状領域を有する複雑な構造である。しかし,グラフェン表面は吸着プロセスのための三つの異なった形態は,表面酸化に大きく依存するである(1)低酸素被覆率(GO 5%)の無処理グラフェンまたはグラフェン酸化物(GO)上の積層ポリ(T)20構造は表面との強いπ-π相互作用の形成によるアンフォールディング状態になることを示し,(2)中程度の酸素被覆率(GO 10% 25%)による酸化グラフェン上のポリ(T)20の構造はvan der Waalsと静電相互作用間のバランスのためによく保存されている,(3)高酸素含有量(GO 30% 60%)による酸化グラフェン上の積層ポリ(T)20構造は表面との強い水素結合の形成のために局所的に破壊された。さらに,酸素基の存在に起因する表面粗さはその核酸塩基を防止表面とのπ-πスタッキング相互作用を形成によるポリ(T)20の構造保持において重要な役割を果たす。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 物理吸着 ,  水素結合 ,  *一本鎖DNA ,  デコンボリューション ,  酸素 ,  *グラフェン ,  静電相互作用 ,  水溶液 ,  核酸塩基 ,  被覆率 ,  *吸着
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  酸化グラフェン ,  表面酸化 ,  *酸化速度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DNA ,  グラフェン ,  分子動力学シミュレーション ,  physisorption ,  表面酸化

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： チミン ,  一本鎖DNA ,  吸着 ,  グラフェン ,  酸化速度