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J-GLOBAL ID:201702275791525536   整理番号:17A1465384

ヒト側頭葉てんかんの皮質脳波の位相-振幅結合の時間的-空間的特性【Powered by NICT】

Temporal-spatial characteristics of phase-amplitude coupling in electrocorticogram for human temporal lobe epilepsy
著者 (13件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1707-1718  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1155A  ISSN: 1388-2457  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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てんかんヒト脳の神経活性は,異なる周波数バンドにおける低及び高周波数振動,そのうちのいくつかはてんかん発作の脳領域の信頼できるバイオマーカーとして使用されてきたを含んでいた。しかし,てんかん発作前けいれん後に異なる皮質領域における低及び高周波数振動の間の関係は完全に解明されていない。は側頭葉てんかんの七名の患者の側頭葉および海馬から皮質脳波データを記録した。Kullback-Leibler距離と位相-振幅結合Co modulogramに基づく変調指数が異なる発作時期における低周波振動(0.2 10Hz)の相と高周波振動(11 400Hz)の振幅の間の結合強度を定量化するために採用した。時変位相-振幅modulogramは,左右の側頭葉および海馬の双方でけいれん後にてんかん発作前から全期間中の位相-振幅結合パターンを分析した。強い変調指数を持つチャネルは外科臨床における脳神経外科医と切除チャネルにより同定された発作開始チャネルと比較した。位相-振幅結合強度(変調指数)は中発作期で有意に増加し,発作終結とけいれん後のエポック(p<0.001)で有意に減少した。中発作期における強い位相振幅変調低・高周波振動は主にδ,θ,α振動とγとリップル振動であった。位相-振幅変調と強度はチャネル間で変化し,左右側頭皮質および海馬における非対称であった。,すなわち,高周波数振幅は低周波位相範囲[ π,0],低周波振動の下降エッジに相当する最大の「秋max」位相-振幅変調パターンはてんかん焦点チャンネルで発作の中期に現れた。強い変調指数を持つチャネルは外科的切除の相当する左または右の側頭皮質に出現し,全ての患者で臨床切除帯と重なった。発作の中期に現れた低周波振動の位相と高周波振動の振幅の間の「秋max」パターンは,てんかん誘発皮質領域における信頼性のあるバイオマーカーである。変調指数はてんかん患者におけるてんかん焦点の側性化と位置決めのための良好なツールとして用いることができる。位相-振幅結合はてんかん焦点の正確な切除に対し,意味のある参考を提供し,側頭葉てんかん患者におけるてんかん発作の基礎となる神経動力学への洞察を提供することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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神経系の疾患  ,  中枢神経系  ,  神経系疾患の外科療法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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