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J-GLOBAL ID：201702275853789054   整理番号：17A1694018

フラボノイドルテオリンによるDNA二本鎖の分子認識の実験的探索および分子動力学シミュレーション

Experimental Probing and Molecular Dynamics Simulation of the Molecular Recognition of DNA Duplexes by the Flavonoid Luteolin

著者 (6件)： MARY Varughese (Mahatma Gandhi Univ., Kerala, IND) ,  HARIS P. (Mahatma Gandhi Univ., Kerala, IND) ,  VARGHESE Mathew K. (Mahatma Gandhi Univ., Kerala, IND) ,  VARGHESE Mathew K. (Pavanatma Coll., Kerala, IND) ,  APARNA P. (Mahatma Gandhi Univ., Kerala, IND) ,  SUDARSANAKUMAR C. (Mahatma Gandhi Univ., Kerala, IND)
資料名： Journal of Chemical Information and Modeling  (Journal of Chemical Information and Modeling)
巻： 57  号： 9  ページ： 2237-2249  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： A0294A  ISSN： 1549-9596  CODEN： JCISD8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ルテオリンとDNAの相互作用の詳細を明らかにするために,それらのエネルギー的プロファイルを調べるとともに,分子動力学(MD)シミュレーションを行った。等温滴定熱量測定によって子牛胸腺DNA(ctDNA)とルテオリンの結合を調べたところ,ルテオリンが発熱性かつエンタルピー駆動性にctDNAに結合することが分かった。紫外可視分光法による解析から,ルテオリンのctDNAへの結合は弱く,その結合がNa⁺イオン濃度依存的であることから,ルテオリンがctDNAの溝に結合していることが示唆された。融解温度(T_m)の測定結果から,T_mに対するルテオリン濃度の効果は小さく,ルテオリンがDNAの副溝に結合する可能性が示唆された。ルテオリンのDNAの副溝への結合は,MDシミュレーションによっても確認できた。ルテオリンはDNAの副溝を認識および結合すると結論付けた。

シソーラス用語： フラボノイド ,  *DNA【核酸】 ,  *分子認識 ,  *計算機シミュレーション ,  相互作用 ,  熱量測定 ,  胸腺 ,  ウシ ,  結合 ,  発熱 ,  エンタルピー ,  スペクトロスコピー ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  濃度依存性 ,  結合部位 ,  融点 ,  溝 ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *二本鎖DNA ,  *分子動力学シミュレーション ,  等温滴定熱量測定 ,  仔牛 ,  ctDNA ,  紫外可視分光法 ,  ナトリウムイオン ,  副溝【DNA】 ,  主溝【DNA】

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

物質索引 (1件)： ルテオリン

タイトルに関連する用語 (5件)： DNA ,  分子認識 ,  実験 ,  探索 ,  分子動力学シミュレーション