文献
J-GLOBAL ID:201702275961255550   整理番号:17A1022485

熱ショック蛋白質90の阻害は骨形成の強化を通したグルココルチコイド誘発性骨損失を救済する【Powered by NICT】

Inhibition of heat shock protein 90 rescues glucocorticoid-induced bone loss through enhancing bone formation
著者 (8件):
資料名:
巻: 171  ページ: 236-246  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
内因性グルココルチコイド(GC)は正常な骨発生と骨量維持を支持し,GCの薬理学的用量への長期曝露は,骨形成と骨吸収を脱共役し,GC誘発骨粗しょう症(GIOP)をもたらした。熱ショック蛋白質90(H SP90)シャペロングルココルチコイド受容体(GR)シグナル伝達は,H SP90がGC介在骨形成とGIOPに重要な役割を果たしていることを推測することが望まれる。本研究では,17 デメトキシ 17 アリアミノゲルダンマイシン(17 AAG)によるH SP90活性の阻害またはsiRNAによるH SP90発現のノックダウンは,GRシグナル伝達のデキサメタゾン(Dex)誘導GR核内蓄積と転写出力を減衰し,H SP90αまたはH SP90βの過剰発現はC3H10T1/2細胞におけるGRトランス活性を増強した。17-AAG自体は骨芽細胞分化を増強したが,C3H10T1/2細胞および初代頭蓋冠骨芽細胞におけるDex(10~ 8M)誘導とDex(10~ 6M)-否定骨芽細胞分化を回復した。さらにマウスへの17-AAGの全身投与は破骨細胞形成,骨芽細胞形成が,骨形成が骨吸収を超えを誘導し,最終的に増加した骨量をもたらした。同様に,マウスへの17-AAGの全身投与は,GC否定骨芽細胞形成と増強されたGC誘導破骨細胞形成を回復し,同様に,17-AAG誘導骨形成は,おそらく17AAGとGC誘発骨吸収の両方を超えており,最終的にGIOPの救済をもたらした。まとめると,本研究は,H SP90の阻害は骨形成の増強を介しGIOPを回復させることを明らかにした,著者らの知見は,GIOPの病因を明らかにし,疾患の治療介入のための標的になる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ビタミンD  ,  骨格系 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る