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J-GLOBAL ID:201702276005846461   整理番号:17A1422317

LongfinブリSeriola rivolianaの開発に関する溶解オカダ酸の胎児毒性効果【Powered by NICT】

Embryotoxic effects of dissolved okadaic acid on the development of Longfin yellowtail Seriola rivoliana
著者 (3件):
資料名:
巻: 190  ページ: 210-216  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有害藻類ブルーム(HABs)が,より高い頻度で及びより厳しくなっている可能性がある地球規模の気候変動との関連で,いくつかの研究は,微細藻類毒素による海洋動物のはい発生の摂動に行われてきた。DynophysisとProrocentrum属の渦べん毛虫の生産するオカダ酸(OA)および類似体(DSP毒素)は胚発生を妨げることが知られている。LongfinブリSeriola rivolianaの胚発生に及ぼす溶存DSP毒素(OAとジノフィシストキシン1,DTX-1)曝露の影響を調べた。卵は異なる濃度の溶存DSP毒素(低処理:120μgl~ 1OA当量で高い処理175μgl~ 1OA当量)に曝露した。第1の目的は,孵化率を用いたDSP毒素の全体的な毒性効果を研究することであった。第二に,これらの毒素の影響はホスファターゼ酵素(セリン/トレオニンおよびアルカリ性ホスファターゼ)活性を測定する骨形態形成蛋白質(BMP)および増殖細胞核抗原(PCNA)に関与する遺伝子の発現を測定することにより分子及び機能レベルで調べた。著者らの結果は,低および高濃度処理におけるDSP毒素により誘導された劇的な死亡率を示した。蛋白質及びアルカリ性ホスファターゼの活性はD SP毒素処理,その効果は遺伝子発現には示さなかったにより有意に阻害されたが,最低毒素濃度で処理した卵におけるBMP発現のレベルは対照処理のそれと有意に異なっていた。本研究では,卵の死亡率が高くなるDSP毒素の胎児毒性効果を明らかにした。ホスファターゼ阻害は,胚発生に関連する経路の調節を乱すと遺伝子発現の摂動となるこれらの全体的影響に一部関与している可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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