抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エシカルな製品を生産し,消費者にどのように選択してもらうのか。その選択の基準の一つに認証やラベルがある。オーガニックやフェアトレードのみならず,農業・森・海・繊維・日用品等の分野で,世界的にもさまざまな認証・ラベルが存在するが,内容や透明性・信頼性の点からも個々に特徴や違いがあり,エシカル認証という包括した一つの認証・ラベルが運用されているわけではない。一方,エシカルファッションで注目されるオーガニック製品では,認証制度が存在し,オーガニックコットンを中心に,認証が繊維業界で活用され,エシカル消費に一定の役割を担いはじめている。サプライチェーンにおける課題解決が求められる今,環境や社会に配慮した,エシカルにまつわる認証制度について,国際的に普及しつつある第三者認証を中心に紹介し,日本でも衣食住全般へ少しずつ広がりをみせている認証・ラベルが果たす役割について考察する。(著者抄録)