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J-GLOBAL ID:201702276150011114   整理番号:17A1456987

障害小膠細胞フラクタルカインシグナル伝達はマウスにおけるストレス反応と対処様式に影響を与える【Powered by NICT】

Impaired microglia fractalkine signaling affects stress reaction and coping style in mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 334  ページ: 119-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1150A  ISSN: 0166-4328  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CNSのミクログリア,常在免疫細胞は種々の環境摂動,ストレス曝露などに敏感であり,これらの変化を挙動に関与する可能性がある。ミクログリアにストレス関連神経キューを仲介する経路の中で,フラクタルカインフラクタルカイン受容体(CX_3CR1)シグナル伝達が重要な役割を果たしている。マウス,CX_3CR1遺伝子が欠失したを用いて,急性および慢性ストレスへのホルモンおよび行動応答とともに視床下部ミクログリアの変化を検討した。拘束に応答してCX_3CR1~ / 動物は強制水泳試験と尾つりさげ試験における活性脱出,視床下部室傍核における誇張された神経活性化と増加したコルチコステロン放出を示した。視床下部切片のIba1免疫染色の解析はCX_3CR1~ / マウスにおけるミクログリアのストレス関連減少を明らかにした。ミクログリアもエネルギーバランス調節に寄与するので,著者らはCX_3CR1~ / マウスの代謝表現型を特性化した。呼吸交換比の比較は,燃料選択に及ぼす遺伝子型効果を示さなかったが,エネルギー消費量はCX_3CR1~ / マウスは,能動的対処挙動に関連するであろうで増加した。ミクログリアとフラクタルキンシグナル伝達は慢性ストレス誘発抑欝状態が関与していることを示し反復した。CX_3CR1~ / マウスは「二ヒット」慢性ストレスパラダイムにおけるanhedonic,慢性ストレス誘発気分変化にこれらの動物の抵抗性を確認しなかった。しかし,遺伝子型間のストレスホルモンレベル,オープンフィールド性能と視床下部ミクログリア分布に差はなかった。これらの結果は,急性および慢性ストレス課題へのホルモン,代謝および行動応答を制御する/統合におけるミクログリアフラクタルキンシグナル伝達の差次的関与を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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