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J-GLOBAL ID：201702276195604757   整理番号：17A1446555

K_2Sc[Si_2O_6]Fの低温挙動:フレスノイトとメリライト型化合物とロックイン相との関係の決定【Powered by NICT】

Low-temperature behaviour of K₂Sc[Si₂O₆]F: determination of the lock-in phase and its relationships with fresnoite- and melilite-type compounds

著者 (2件)： Hejny C. (Institute of Mineralogy and Petrography, University of Innsbruck, Innrain 52, Innsbruck, A-6020, Austria) ,  Bindi L. (Dipartimento di Scienze della Terra, Universita degli Studi di Firenze, Via La Pire 4, FirenzeItaly)
資料名： Acta Crystallographica. Section B. Structural Science, Crystal Engineering and Materials  (Acta Crystallographica. Section B. Structural Science, Crystal Engineering and Materials)
巻： 73  号： 5  ページ： 923-930  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0916A  ISSN： 2052-5192  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： K_2Sc[Si_2O_6]Fは,室温で示す変調波数ベクトルq_1=0.2982(4)(@@@_004)とq_2=0.2982(4)(@@@_005)(3 +2)次元不整合変調構造[=8.9878(1),8.2694(2)Å,668.01(2)Å~3;超空間群P4_2/mnm(@@@_002)000( α,α,0)0000]。その低温挙動を単結晶X線回折により研究した。45Kに下げると,変調波数ベクトルの不合理な成分αは全く一定で,0.2955(8)(120 K),0.297(1)(90 K),0.298(1)(75 K),0.2982(4)(RT)から0.299(1)(45 K)であった。25Kでは,三分の1[0.332(3)]の整合値に近づく,不整合-整合相転移は45Kと25Kの間で起こったことを示している。K_2Sc[Si_2O_6]Fの整合ロックイン相は室温で安定な正方晶不整合変調構造と比較して3×3×1スーパーセルを解析し,精密化した。これは格子定数=26.786(3),8.245(2),26.824(3)Å,90.00(1)低温構造,空間群P2/mの擬斜方晶単斜晶設定で3×1×3スーパーセルに対応している。構造は9倍配位に4倍のK原子と[Si_4O_12]環によって相互接続された[ScO_4F_2]八面体の鎖から成る混合四面体-八面体フレームワークである。歪んだ[ScO_4F_2]八面体は歪んだSi四面体に結合したフレスノイトとメリライト型化合物の不整合構造で観察されたものによく似た八角形配置を形成した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *メリライト ,  空間群 ,  変調構造 ,  八面体 ,  正方晶系 ,  斜方晶系 ,  *低温 ,  四面体 ,  波数ベクトル ,  *ケイ素 ,  格子定数 ,  不整合 ,  相転移
準シソーラス用語： 超空間群 ,  *フレスノイト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ロックイン相転移 ,  不整合変調構造 ,  K2ScSi2O6F ,  フレスノイト ,  メリライト

分類 (2件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低温 ,  挙動 ,  フレスノイト ,  メリライト ,  ロックイン