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J-GLOBAL ID:201702276215975951   整理番号:17A0695809

2ヶ所の北極圏大気観測点における地上と空間レーダ-ライダ観測による雲垂直分布

Cloud vertical distribution from combined surface and space radar-lidar observations at two Arctic atmospheric observatories
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 5973-5989 (WEB ONLY)  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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雲特性の詳細で正確な垂直分布(雲フラクション,雲相,雲水量)と雲の変化は,地上放射フラックスを正確に計算し,平均的な気候状態を描写するための基本である。レーダやライダを含む地上と空間ベースのアクティブセンサは,雲の検出や雲微物理特性の収集する能力のために,この情報を与える理想的なシステムである。本研究において,空間ベースアクティブセンサとBarrowとEurekaの2ヶ所の北極圏大気観測所での地上ベースアクティブセンサによる雲特性垂直分布の年周期を比較した。比較を基礎として,センサの長所と限界を知り,両観測値を組み合わせたブレンド雲特性垂直分布を開発した。地上ベース観測は地上から11km a.m.s.l.までのより完全な雲特性垂直分布を与え,中-高高度では限定される;空間ベース観測による年平均全雲フラクションは地上観測と比較して0.5kmより下部で25~40%少ない雲量を示し,空間ベース観測は地上から1kmの空間で,地上観測より氷雲と混合相雲で少なく,液体雲ではわずかに多い。空間ベース観測は地上ベース観測と比較して,1~2km a.m.s.l.での雲フラクションは同等であり,2km a.m.s.l.より上空ではより大きな雲フラクションを示す。両方の測定の長所を組み合わせたブレンドデータは,地上から11km a.s.m.l.での雲特性垂直分布の妥当な年周期を与える。この情報は北極圏における正確な放射収支を得ることに有効であり,気象と気候モデルにおける雲パラメータ化評価に有効である。雲の年周期は全雲フラクションと氷雲フラクションの類似した進化を示し,EurekaではBarrowよりも低い液体雲フラクションを示す;この差はEurekaがBarrowに比べて寒冷で乾燥した条件であることによる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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放射,大気光学 

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