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J-GLOBAL ID：201702276217909019   整理番号：17A1621413

重力波を検知するための量子原理: 零点ゆらぎから時空の宇宙論的な確率的背景まで

Quantum principle of sensing gravitational waves: From the zero-point fluctuations to the cosmological stochastic background of spacetime

著者 (4件)： QUINONES Diego A. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  ONIGA Teodora (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR) ,  VARCOE Benjamin T. H. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  WANG Charles H.-T. (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 4,Pt.A  ページ： 044018.1-044018.14  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重力波を既存の観測窓を超えて観測できる可能性がある,多数の相関した原子と重力波とのコヒーレント量子相互作用を調べた。特に,既存の検出範囲よりも高い周波数のガウシアン確率的重力波を考察した。この集団相互作用は原子状態の増幅された四重極遷移レートに導くことが可能であることを見出した。重力波に対するスペクトル関数Ω_gw(f)と開いた量子重力系に対する一般化分布関数N_gw(ω)との間の関係を確立し,量子真空のゆらぎに対する類似のスペクトル関数Ω_vac(f)を導入した。Ω_gw(f)とΩ_vac(f)に適用できる理論的下限を導き,この理論的下限が最小になる条件を示した。

シソーラス用語： *重力波【相対論】 ,  検出器 ,  二準位系 ,  コヒーレント相互作用 ,  電磁遷移 ,  量子ゆらぎ ,  スペクトル関数 ,  真空 ,  下限
準シソーラス用語： *重力波検出器

分類 (1件)： 重力理論の実験的試験及び観測  (BA07040Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 重力波 ,  量子 ,  原理 ,  ゆらぎ ,  時空 ,  宇宙 ,  確率 ,  背景