抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「まる」は,金沢21世紀美術館に新たなイメージを付加する休憩スペースとして美術館の敷地内に計画した。雲のような形は,ステンレスの半球が16個集まり全体として一つのかたちを構成する。ステンレスの板材を三次曲面に加工して溶接し,半球自体が構造となり,それを10本のステンレス柱で支持する。鏡面仕上げの外観は,美術館の街のランドスケープを映し出し,外の風景を取り込みながら柔らかく反射する。屋根を構成するステンレスの球体自体が仕上げかつ構造であるため,製作には高い精度が求められた。そこで,工場でいったん溶接・仮組み・研磨し,ほとんど最終型に近い状態で全体像を確認した。一度組み立てられた18個の半球は敷地に運搬するため7分割し,再度現場で溶接・組み立て・研磨する方法で施工した。