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J-GLOBAL ID:201702276314253016   整理番号:17A0341149

ヨメナAster yomenaは,LPS誘導性シクロオキシゲナーゼ-2および誘導型一酸化窒素合成酵素の発現を抑制する

Aster yomena suppresses LPS-induced cyclooxygenase-2 and inducible nitric oxide synthase expression
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資料名:
巻: 28  号: 1-2  ページ: 202-210  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W0037A  ISSN: 0954-0105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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微生物感染や組織損傷が起こると,宿主を防御するために先天的免疫および適応免疫反応が活性化され,炎症に関わる遺伝子が迅速に発現し,炎症性蛋白質が作られて炎症反応が起こり,組織構造の修復が促進される。一方,長期にわたる炎症は癌等の数多くの病理に関与するため望ましくない。誘導性窒素酸化物合成酵素(iNOS)およびシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)は,様々な炎症性疾患に関与する主要な酵素で,慢性の炎症性疾患の重要な治療標的となる。植物起源の多くの化合物が抗炎症薬の開発に用いられている。本研究では,韓国で咳,喘息および虫刺されの治療に用いられてきた伝統薬であるヨメナAster yomenaの抽出物(EAY)がリポ多糖(LPS)誘導性のCOX-2およびiNOSの発現に及ぼす影響を,RAW264.7マウスマクロファージ細胞を用いて調べた。EAYは,LPS誘導性のNF-κB活性化およびNF-κBを阻害するIκBαの分解を阻害し,NF-κBの活性化によって調節されるLPS誘導性のCOX-2およびiNOSの発現を抑制した。EAYはLPS誘導性の亜硝酸生成も抑制した。これらの結果から,EAYはTLR4シグナル伝達経路を調節することにより炎症性遺伝子の発現の低下をもたらすことが示唆され,抗炎症薬の開発に用いることができると考えられた。
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分類 (5件):
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免疫反応一般  ,  消炎薬の基礎研究  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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