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J-GLOBAL ID:201702276338054982   整理番号:17A0658369

超高速エレベータ向けSiC適用小型変換器の検討

著者 (5件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 334-341(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: X0451A  ISSN: 0913-6339  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,高層ビルが増加してきており,エレベータの大容量,高速化とあわせ,機械室の省スペースのために制御盤の小型化が求められている。一方,パワーエレクトロニクス分野では,低損失,高速,高温動作可能なSiC(炭化ケイ素)素子が注目されているが,エレベータシステムとしての実測例などの報告は少ない。本論文では,駆動回路の検討,小型変換器およびシステム全体の消費電力低減について述べる。エレベータ用変換器は騒音対策のためスイッチング周波数を高くする必要があり,従来の電力変換器の損失はスイッチング損失が約6割を占めていた。SiC-MOSFETはテイル電流が発生しないことや,スイッチングの高速化できるためスイッチング損失の低減が可能である。また,スイッチング損失の特性から変換器の電力損失は温度にほとんど依存しない。スイッチング評価を行った結果,スイッチング損失を従来のIGBTより54%低減できることがわかった。エレベータ用変換器とこれを用いた制御盤を試作した。低損失により,変換器の体積を従来機より85%低減し,制御盤の設置幅を57%低減した。また,試作機の運転評価は,エレベータ往復運転時時における変換器の損失は温度によらずほぼ一定で,従来機に比べ常温で49%低減し,高温動作時で56%低減する。さらに,エレベータ全体における全体の損失も温度によらずほぼ一定で,従来機と比較して,最大で17%程度の省エネ効果が得られる見込みである。
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分類 (2件):
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その他の荷役・運搬機械  ,  電力変換器 
引用文献 (11件):
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