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J-GLOBAL ID:201702276345396153   整理番号:17A0575094

NMRおよびドッキング実験に基づいたNF-κB阻害性蛋白質p100とE3ユビキチンリガーゼβ-TrCPの相互作用モデル

Model of the Interaction between the NF-κB Inhibitory Protein p100 and the E3 Ubiquitin Ligase β-TrCP based on NMR and Docking Experiments
著者 (5件):
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巻: 57  号:ページ: 223-233  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0294A  ISSN: 1549-9596  CODEN: JCISD8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ユビキチン-プロテアソームにおけるE3ユビキチンリガーゼβ-TrCPとNF-κB阻害性蛋白質p100の相互作用メカニズムは依然として不明である。本論文では,ホスホデグロンモチーフを含有する21-merのp100ペプチド(21P-p100)を用いて,β-TrCPとp100とのNMRおよび分子ドッキング研究を実施した。さらにβ-TrCPと相互作用するp100のアミノ酸残基を特定するために飽和移動差NMR測定を行った。β-TrCP存在下での21P-p100のNMR構造計算,それら複合体のドッキングモデル,および分子動力学(MD)から,p100のpSer865,Tyr867,pSer869,およびβ-TrCPのArg474の側鎖が相互作用において重要であると強く示唆された。またHEK293細胞にβ-TrCPとp100を共トランスフェクトさせ,免疫沈降を実施し,5つのアルギニン残基が相互作用に重要であることがわかった。ドッキングモデルでβ-TrCPの重要残基の変異解析から,Arg285,Arg410,Arg431,およびArg521が複合体の安定化に必須であることを検証した。それらの結果をIκB-α結合と比較したところ,リガンド結合状態を予測し,リガンド結合におけるβ-TrCP蛋白質構造のバリエーションを考えることが出来るようになった。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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