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J-GLOBAL ID:201702276429946659   整理番号:17A0223274

非均一利得を有するアレイを含む大気レーダのための適応サイドローブキャンセル技術

Adaptive Sidelobe Cancellation Technique for Atmospheric Radars Containing Arrays with Nonuniform Gain
著者 (3件):
資料名:
巻: E99.B  号: 12  ページ: 2583-2591(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大気レーダ観測における低仰角からのクラッタを抑圧する,部分的に適応したアレイの設計と性能の評価を提示した。大気レーダにおいてクラッタを抑圧するために,ノーマル制約付きおよび指向性制約付きパワー最小化(NC-DCMP)アルゴリズムが広く使用されているが,これは,信号対雑音比(SNR)損失を指定された量に制限することができるためであり,大気レーダにとって最も重要な設計要素である。低い仰角からのクラッタを抑制するために,クラッタの到来方向に対して高い応答性を有する補助アンテナを追加することは,高利得メインアレイを均一に分割するより効果的であると考えられてきた。しかしながら,メインアレイおよびサブアレイの利得差の適切な取り扱いは十分に研究されていなかった。著者らは,数値シミュレーションを実行し,適切な利得重み付けを用いて,サブアレイ構成は,均一に分割された同じサイズのアレイよりも単位SNR損失当たりのクラッタ抑圧能力が優れていることを示した。開発した方法は,日本のShigarakiのMUレーダーからの実際の観測データセットにも適用される。適切に利得重み付けされたNC-DCMPアルゴリズムは,均一利得構成の平均SNR損失よりも約1dB小さい平均SNR損失を示し,十分にグラウンドクラッタを抑制した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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レーダ  ,  気象学一般 
引用文献 (19件):
  • [1] K. Nishimura, T. Nakamura, T. Sato, and K. Sato, “Adaptive beamforming technique for accurate vertical wind measurements with multichannel MST radar,” J. Atmos. Ocean. Tech., vol.29, no.12, pp.1769-1775, 2012.
  • [2] T. Hashimoto, K. Nishimura, M. Tsutsumi, and T. Sato, “Meteor trail echo rejection in atmospheric phased array radars using adaptive sidelobe cancellation,” J. Atmos. Ocean. Tech., vol.31, no.12, pp.2749-2757, Dec. 2014.
  • [3] J.E. Hudson, Adaptive Array Principles, IET, 1981.
  • [4] H. Cox, R. Zeskind, and M. Owen, “Robust adaptive beamforming,” IEEE Trans. Acoust., Speech, Signal Process., vol.35, no.10, pp.1365-1376, 1987.
  • [5] K. Takao, M. Fujita, and T. Nishi, “An adaptive antenna array under directional constraint,” IEEE Trans. Antennas Propag., vol.24, no.5, pp.662-669, 1976.
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