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J-GLOBAL ID:201702276434689598   整理番号:17A0058371

フェロセン結合のN-複素環カルベン錯体(I) : 多核抗癌剤へのアプローチ

Ferrocenyl-Coupled N-Heterocyclic Carbene Complexes of Gold(I): A Successful Approach to Multinuclear Anticancer Drugs
著者 (19件):
資料名:
巻: 22  号: 52  ページ: 18953-18962  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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抗増殖性および血管新生特性について,4-フェロセニル置換のイミダゾール-2-イリデン配位子を特徴とする4つの金(I)カルベン錯体を調べた。それらは,それらの親油性および細胞取り込みにより,低マイクロモルまたはナノモルIC50(72時間)値を有する多剤耐性のものを含む,7つの癌細胞系のパネルに対して活性であった。非局在化親油性カチオン錯体の8および10は,2つの方法の真正フェロセン効果およびチオレドキシンレダクターゼの阻害により,活性酸素種を増加させることによって作用した。両方の錯体は,G1期細胞周期停止,および遅延した細胞移動に関連して,内皮細胞および黒色腫細胞におけるF-アクチン細胞骨格の再構成を生じた。それらは,内皮細胞を用いた管形成アッセイにおいて抗血管新生を示し,鶏卵の漿尿膜の実血管上で血管破壊的であることを証明した。ビスカルベン錯体10はまた,80%までの異種移植片腫瘍の体積減少をもたらしたマウスによって良好に耐容された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (5件):
分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  鉄の錯体  ,  細胞生理一般 
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