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J-GLOBAL ID:201702276447298245   整理番号:17A1607464

溶液状態における非対称1,2 ジアシル sn グリセリンの多様なヘリカル立体配座挙動の経験則のための実証的研究【Powered by NICT】

Verification study for an empirical rule in diverse helical conformational behaviors of asymmetric 1,2-diacyl-sn-glycerols in the solution state
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巻: 28  号: 10  ページ: 1435-1443  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0907A  ISSN: 0957-4166  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞膜グリセロリン脂質および糖脂質は1,2 ジアシル sn グリセリンの一般的な不斉骨格を有していた。溶液中の1,2 ジアシル部分は多様な立体配座特性を示すこと,すなわちGT(+),gg( ),TG,三ヘリックス配座異性体間の迅速平衡可能にした。立体配座特性は,sn-3位置で頭部基だけでなく,適用した溶媒条件によって可変的に変化した。最近,著者らは,互いに逆ヘリカル徴候とGT(+)およびGg( )配座異性体間の平衡のための「ヘリカル視差」の項を仮定した場合の溶液状態における立体配座多様性の経験則を発見した。ヘリカル視差(%)の符号と大きさは脂質尾部付近の(+)-または( )-キラリティーを支配し,励起子対円偏光二色性(CD)バンドの大きさに対応している。経験則を視差(%)はGT(+)個体群(%)の関数として直線的に変化することを表している。則をモデル化合物として異なるタイプ1,2 ジアシル sn グリセリンを用いて 1H NMR分光法によって確認した。本論文では,ルールは一般式(Eq 1):「ヘリカル視差(%)=[GT(+)-gg( )](%)=[GT(+)-B],AとBは約1.3と38値定数したニンジンジュースをそれぞれ配合であることを述べた。この法則は1,2 ジアシルとsn-3置換基にかかわらず保たれる限り,ここで調査される,いくつかの例外を実現した。Eq(A=1.3, B=38)を用いて,立体配座図を得ることができた。は溶液状態における非対称1,2 ジアシル sn グリセリンの多様なヘリカル立体配座特性を概観することを可能にする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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