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J-GLOBAL ID：201702276464393618   整理番号：17A1762111

ライフサイクル思考を取り入れた環境教育が意識・行動に与える影響

Influence of Life-Cycle Thinking-Based Environmental Education on Awareness and Behavior

著者 (6件)： 田高初奈 (横浜国大) ,  平山世志衣 (横浜LCA環境教育研究会) ,  高岡由紀子 (グリーン購入ネットワーク) ,  津田祥子 (日本LCA学会) ,  水野建樹 (横浜LCA環境教育研究会) ,  松本真哉 (横浜国大)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 13  号： 4  ページ： 349-359  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ライフサイクル思考(LCT)環境教育による学習が,受講後の日常生活の環境配慮意識及び行動にどのように影響したか明らかにした。方法は過去にLCT環境教育を受講した20代~70代以上の96名を対象に,受講後の意識変化,受講後の環境配慮行動の実施状況と理由,受講前後の環境配慮行動の変化,について質問し,環境教育の波及効果を調べた。具体的項目として,ごみ分別・資源やモノの再利用・節電・節水・長く使えるモノ選び・グリーン購入・エコバッグの持参,以上7種の環境配慮行動である。上記3つの質問に対する回答結果を図表で詳細に示した後,講義後の環境配慮意識,家庭における環境配慮行動,LCTの学びが与える影響について,それぞれ深く考察した。今後の課題として,LCT学習と意識・行動との因果関係について更なる調査を実施するとしている。

シソーラス用語： *環境教育 ,  行動 ,  研究 ,  *波及効果 ,  変化 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  再利用 ,  省エネルギー ,  節水 ,  廃棄物処理 ,  有用物質回収 ,  資源再生 ,  *思考 ,  *教育効果
準シソーラス用語： 意識変化 ,  *環境配慮行動 ,  節電 ,  分別回収 ,  *ライフサイクル思考 ,  行動変容

分類 (4件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  環境問題  (SA01020V) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (31件)：

• 環境省,平成26年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書,環境省ホームページ,入手先<https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h26/index.html>,(参照2016-11-4)
• Moser, S.(2006): Environmental Research Letters, 1, 1-10
• 文部科学省,環境教育,文部科学省ホームページ,入手先<http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kankyou/>,(参照 2016-11-4)
• 経済産業相,地域における体験重視型環境教育~現状課題と求められる方向性~,経済産業省ホームページ,入手先<http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81202b02j.pdf>,(参照2016-11-4)
• 一般社団法人日本経済団体連合会,企業の教育支援プログラム,経団連ホームページ,入手先<http://www.keidanren.or.jp/cgi-bin/kyoiku_portal.cgi?j01>,(参照2016-11-4)

タイトルに関連する用語 (5件)： ライフサイクル ,  思考 ,  環境教育 ,  意識 ,  行動