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J-GLOBAL ID:201702276529059062   整理番号:17A0907366

Caenorhabditis elegansにおけるホキシムとカルバリルストレスにおける抗酸化酵素とその役割【Powered by NICT】

Antioxidant enzymes and their role in phoxim and carbaryl stress in Caenorhabditis elegans
著者 (10件):
資料名:
巻: 138  ページ: 43-50  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農薬曝露は酸化ストレスを誘導し,生きている生物における抗酸化酵素の変化を引き起こす可能性がある。本研究では,抗酸化酵素活性と遺伝子発現に及ぼすホキシム(有機りん系殺虫剤)及びカルバリル(カルバメート系殺虫剤)の影響をモデル生物Caenorhabditis elegansで検討した。結果は,ホキシム曝露はスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とカタラーゼ(CAT)活性を誘導し,低濃度でのグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)活性を減少させることができることを示した。sod-3,sod,ctl1,gpx-6とgpxの発現レベルはホキシム処理後にアップレギュレーションした。sod,ctl1及びgpx-6のmRNA発現レベルは約70,150,170及び130倍を増加させ,それぞれ対照群に比べて0.25mM処理群であった。カルバリル曝露はSOD活性を低下させ,CATとGPx活性を誘導した。カルバリルの添加は,芝,ctl1,CTL論理とgpxの発現をアップレギュレートした。特に,ctl1発現は約10倍に増加し,gpx VIII発現は対照群に比較して0.5mM処理群で<30倍に増加した。芝の転写レベルは>20倍増加し,CTL論理は1mm処理群で約10倍増加した。二殺虫剤により引き起こされた酸化ストレス中の抗酸化酵素の機能は,欠失変異体を用いて調べた。sod-3(tm760),芝(tm1146),ctl1(ok1242),CTL論理(ok2042)とgpx(tm2108)変異株のLC_50値ホキシムは,N2株で観察されたものより低かった。ctl1(ok1242),CTL論理(ok2042)とgpx-6(tm2535)欠失変異株のカルバリルのLC_50値はN2株と比較して減少した。結果はこれら二種類の殺虫剤は酸化ストレスを起こし,C.elegansにおける抗酸化酵素活性とその遺伝子発現を変化させる変化したことを示唆した。sod-3,sod,ctl1,CTL論理,gpx-6とgpx VIIIをコードする酵素はこれら二種類の殺虫剤により引き起こされる酸化ストレスからの防御細胞における役割を果たす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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害虫に対する農薬 
タイトルに関連する用語 (4件):
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