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J-GLOBAL ID:201702276531525955   整理番号:17A1549657

ApatinibはEGFR-TKI抵抗性肺非小細胞癌におけるEGFR-TKIの抗腫瘍活性を増強する【Powered by NICT】

Apatinib enhances antitumour activity of EGFR-TKIs in non-small cell lung cancer with EGFR-TKI resistance
著者 (5件):
資料名:
巻: 84  ページ: 184-192  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0802C  ISSN: 0959-8049  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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耐性を獲得したEGFR変異非小細胞肺癌(NSCLC)患者のための上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR TKIs)-rechallenged療法は中程度の効果を示した。EGFRと血管内皮成長因子/血管内皮成長因子受容体(VEGF/VEGFR)経路間の高い相互関係を考慮して,筆者らは最初にTKI抵抗モデルと患者におけるアパチニブ(高度に選択的なVEGFR2阻害剤)と組み合わせたEGFR-TKIを評価した。アパチニブ,ゲフィチニブとゲフィチニブ+アパチニブの影響はH1975細胞を注入することにより確立された獲得抵抗性の四名のNSCLC細胞株(E746_A750欠失を持つ野生型EGFR,H1975持つL858RとT790M,H1650とH CC827とA549)および異種移植モデルで評価した。さらに,16患者におけるアパチニブとEGFR-TKI再投与を評価した。ゲフィチニブ+アパチニブは,四人のNSCLC細胞株に対する単独ゲフィチニブとアパチニブの影響を強化し,H1975が最も感受性であった。同時投与は異種移植モデルにおける単独よりも腫瘍増殖を遅延させ,EGFRおよびVEGFR2の活性化とCD31(血管新生マーカー)と血管内皮成長因子A(腫瘍微小環境における重要な血管新生促進因子)の発現を阻害する効果が優れていた。ラパマイシンと細胞外シグナル調節キナーゼ経路のプロテインキナーゼB/哺乳動物標的の蛋白質発現の変化は,併用療法による生存促進性シグナル伝達経路に強力な阻害効果を示した。アパチニブとEGFR-TKI再投与は患者の4.60か月(95%信頼区間2.23 12.52か月)の無進行生存の中央値を達成した。Apatinibはin vivoおよびin vitro両方T790M関連EGFR-TKI抵抗性肺非小細胞癌におけるゲフィチニブの抗腫瘍効果を有意に増強した。アパチニブとEGFR-TKI再投与はT790Mまたは未知の耐性機構と非小細胞肺癌のための新たな選択肢となる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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呼吸器の腫よう  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  腫ようの薬物療法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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