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J-GLOBAL ID:201702276581575343   整理番号:17A0961972

農業ICT-IoT・ビッグデータ・AI活用で農業を成長産業へ-5 高品質果樹生産のためのIoT利用技術

著者 (1件):
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巻: 58  号:ページ: 806-809  発行年: 2017年08月15日 
JST資料番号: G0427A  ISSN: 0447-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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農業現場での農作物の生育モニタリングでは,制御不能な生育環境を有する圃場の計測においてフェノロジー(生物季節)からの視点が重要である。本論文では,永年作物である果樹の栽培支援を目的とする圃場のIoT(Internet of Things)利用技術を解説した。まず,フェノロジーからは2次情報としての有効積算温度と積算日射量が気候変動のモニタリングに重要であり,屋外・農業用WSN(Wireless Sensor Network)としてeKoを用いた実証実験が高品質ミカンの生産やワイン用ブドウ栽培を対象に実施されたことを示した。次に,垂直統合システムから水平統合システムへの進化として,1)圃場の生育環境や農作物の生育状況などのセンシング層での自動収集,2)前記情報と他の農業情報を組み合わせた基盤情報サービス層による栽培管理作業情報や経営情報の提供,3)ユーザサービス層による利用者の要求に応じた必要なWebサービスの提供からなる圃場IoTシステムを紹介した。また,植物生理学に基づく新たなセンシング戦略として果樹や果菜類では樹液流計測が可能となっており,さらなる高収量・高品質化に向けて気象ジェネレータによる予測に基づくリスク管理が求められるなど,圃場IoTのセンシング領域が極めて大きいことを論じた。
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分類 (4件):
分類
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その他の情報処理  ,  電話・データ通信・交換一般  ,  農業経済,農業経営  ,  果樹 

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