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J-GLOBAL ID:201702276585202327   整理番号:17A0881018

Pompe病の治療のためのgnt1イネの高マンノースグリカンを用いた組換ヒト酸性α-グルコシダーゼの生産【Powered by NICT】

Production of recombinant human acid α-glucosidase with high-mannose glycans in gnt1 rice for the treatment of Pompe disease
著者 (10件):
資料名:
巻: 249  ページ: 42-50  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リソソーム蓄積症は,先天性代謝性疾患のグループである。患者は酵素補充療法(ERT)で処理された,置換酵素は標的細胞および組織への効率的な取込を可能にする末端マンノースあるいはマンノース6-りん酸残基を運ぶために必要である。N アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ I(GnTI)は,更なる処理のためのコアN-グリカン構造の露出末端マンノース残基にN アセチルグルコサミンを添加することによりゴルジ体のシス槽におけるN-グリコシル化を仲介する。変異イネ欠くGnTIは高マンノシル化糖蛋白質のみを生成した。本研究では,著者らは,Pompe病に対するERTで使用されている,組換えヒト酸性α-グルコシダーゼ(rhGAA)をコードする粒子衝撃によるgnt1イネカルスへの遺伝子を導入した。gnt1イネ系統とそのmRNA発現のゲノムへの標的遺伝子の組込は,PCR及びノーザンブロットでそれぞれ確認した。ウエスタンブロット分析は,培養液中に標的蛋白質の分泌を確認した。間接酵素結合免疫吸着アッセイを用いて,著者らは,誘導後約45mg/L,13日であるとrhGAAの最大発現を決定した。酵素活性分析とrhGAAのN-グリカンプロファイルを決定するために,6×ヒスチジンタグを用いた蛋白質を精製した。gnt1イネカルス(gnt1GAA)からrhGAAのin vitroでα-グルコシダーゼ活性は3.092mgであった,チャイニーズハムスター卵巣細胞由来GAA(3.154U/mg)の活性に類似していた。N-グリカン分析はgnt1GAA上の高マンノースN-グリカンの存在を明らかにした。さらに,発現宿主としてgnt1イネカルスを用いた高マンノースGAAの生産は特性化され,これはPompe病の治療のための治療用酵素の将来の開発を助けるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  酵素一般 

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