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J-GLOBAL ID：201702276635025076   整理番号：17A0388560

マイクロ波支援抽出シリカゲル/アルミナ多層固相抽出とガスクロマトグラフィー-質量分析の結合による土壌試料中の有機りん酸エステル難燃剤と可塑剤の定量【Powered by NICT】

Determination of organophosphate ester flame retardants and plasticizers in soil samples by microwave-assisted extraction coupled with silica gel/alumina multilayer solid-phase extraction and gas chromatography-mass spectrometry

著者 (6件)： Cui Kunyan (School of Chemistry, Sun Yat-sen University, Guangzhou 510275, Guangdong, China. [e-mail]) ,  Wen Jiaxin ,  Zeng Feng ,  Zhou Xi ,  Li Shoucong ,  Zeng Zunxiang
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 9  号： 6  ページ： 986-993  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ポリ塩化ビフェニル(PCBs),ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs),多環芳香族炭化水素(PAHs)と有機塩素系殺虫剤(OCPs)のような潜在的共抽出妨害成分からの有機りん酸エステル類(OPEs)の分離のための,一般的に使用される固相抽出(SPE)材料,すなわちアルミナ,フロリシルとシリカゲルの性能を評価した。OPE試料調製のためのシリカゲル/アルミナ(Si/Al)多層SPEは,マトリックス効果を効果的に減少させることができた。,マイクロ波支援抽出(MAE)及びSi/Al多層SPEカートリッジクリーンアップ試料調製に基づいた,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC/MS)による土壌試料中のOPEsの定量のための新規で選択的な方法を開発した。OPEsのための方法の定量限界は0.09~2.39ng/g~( 1)の範囲にあった。MQLsと1000×MQLs間の良好な直線性(r~2>0.991)が達成された。開発された方法は,Sun Yat-大学,中国のキャンパスから採取した土壌試料中のOPEs定量に応用することに成功した。分析した11種のOPEsのうち,リン酸トリエチル(TEP),リン酸トリ-n-ブチル(TnBP),トリス(2-クロロエチル)ホスファート(TCEP),トリス(1-クロロ-2-プロピル)ホスファート(TCPP),トリブトキシエチルリン酸塩(TBEP)とりん酸トリフェニル(TPhP)は全ての土壌試料の中に存在すると,TBEP,TCEP,TnBPとTCPPが支配的であった。他の研究の結果と比較して,Sun Yat-大学のキャンパス土壌,中国,OPEsによって中程度に汚染されている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 定量限界 ,  *アルミナ ,  リン酸 ,  妨害成分 ,  *GC-MS分析 ,  リン酸塩 ,  試料調製 ,  *可塑剤 ,  *固相抽出 ,  マトリックス効果 ,  *有機リン酸 ,  *シリカゲル ,  有機塩素系殺虫剤
準シソーラス用語： *土壌試料 ,  *マイクロ波支援抽出 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  質量分析  (CC03013N) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (11件)： マイクロ波支援抽出 ,  シリカゲル ,  アルミナ ,  多層 ,  固相抽出 ,  ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  土壌試料 ,  有機りん酸エステル ,  難燃剤 ,  可塑剤 ,  定量