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J-GLOBAL ID:201702276719955608   整理番号:17A1483111

トンネル掘削堆積岩中の亜ひ酸塩,ひ酸塩,亜セレン酸塩とセレン酸塩,とその移動の同時浸出I間欠的および不飽和流の下でのカラム実験【Powered by NICT】

Simultaneous leaching of arsenite, arsenate, selenite and selenate, and their migration in tunnel-excavated sedimentary rocks: I. Column experiments under intermittent and unsaturated flow
著者 (8件):
資料名:
巻: 186  ページ: 558-569  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全国道路と鉄道のトンネル建設プロジェクトで発掘された岩石は,しばしば環境への曝露によるヒ素(As)とセレン(Se)のような有害微量元素を浸出した。自然界では,AsとSeの種々のオキシアニオン種が共存するだけでなく,対照的な吸着-脱着挙動を示すので,化学種は,天然地質媒体を通るその移動における重要な因子である。本研究では,白亜紀-暁新世蝦夷前弧盆地からの四つのトンネル掘削岩石中の亜ヒ酸塩(As~III), アルセナート(As~V), selenite(Se~IV)及びセレン酸塩(Se~VI)の浸出と輸送を回分浸出実験により添加した実験室カラム実験を用いて調べた。単連続バッチ浸出結果は,As~III,As~V,Se~IVとSe~VIが同時に放出されることを示し,これは岩石中の微量蒸発残留岩塩の急速な溶解に起因すると考えられる。浸出液中のヒ素はAs~Vが支配的であったが,Se~IVとSe~VI濃度量はほぼ同じであったが,これは両平衡Eh-pH図の予測と一致した。間欠と不飽和流の下で,しかし,As~III及びSe~VIは廃水で優勢であった期間が観察された。カラム実験の終わりに深さとともにAs及びSe種の空間分布はAs~III,As~VおよびSe~IVのマイグレーションを遅延したことを示唆し,その程度は岩石に依存した。これらの結果は,岩石中のAsとSeの移動とスペシエーションは,優先的な吸着-脱着反応の影響を断続的および不飽和流に起因する共存イオンのpHと濃度の変化によっておそらく拡大したによって制御されることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般 

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