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J-GLOBAL ID:201702276742552259   整理番号:17A1498222

ドラッグデリバリー応用のためのランタンをドープしたリン酸塩ガラスナノ粒子の溶解性と細胞毒性の評価【Powered by NICT】

Evaluation of solubility and cytotoxicity of lanthanum-doped phosphate glasses nanoparticles for drug delivery applications
著者 (6件):
資料名:
巻: 475  ページ: 59-70  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0642A  ISSN: 0022-3093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,骨再生と関連した感染の効果的な管理のために設計されたランタンをドープしたリン酸塩ガラスナノ粒子の調製と特性化を検討した。ガラスに異なったLa_2O_3含有量(0 5,および10mo1%)を,改良したアルコキシドのゾル-ゲル法により成功裏に調製した。P0,PL5そしてPL10として符号化した。ガラスの比表面積と全細孔容積はLa_2O_3の添加により減少することが分かった。TEM写真によると,ガラスは球状ナノ粒子であってLa_2O_3含有量の増加によるサイズで増加する均一なメソ細孔を組み込んだことを示した。一方,ガラスナノ粒子の溶解は,異なる媒質中で試験した(蒸留H_2O,SBFとトリスHCl緩衝液)。結果は,ランタン改質ガラスは蒸留H_2OおよびトリスHCl緩衝液の両方でPL10に比べてPL5からのより速い溶解とベースガラスと比較してリン酸塩種の迅速なイオン放出プロファイルを示した。さらに,薬物担体としてのそのようなガラスを用いる可能性を試料上へのシプロフロキサシンを負荷することにより検討し,その放出プロファイルを検討した。全りん酸塩ガラスからの持続的な薬物放出プロファイルを達成した。修飾ガラスにおけるLa_2O_3の取込は処理前に比し長期薬物放出パターンをもたらした。BHK線維芽細胞に対する細胞毒性試験はリン酸塩ナノ粒子は生体適合性であることを示した。PL10とインキュベートした細胞の生存率は>97%であったPL10は2.5mg投与まで毒性はなかったことを示唆した。しかし,細胞生存率(93.3%)の穏やかな還元は5mgで生じ,この用量で,細胞生存率は次の順序P0→PL5→PL10で増加し,それは80%,87.4%と93.3%であった。結論として,ランタンりん酸塩ガラスナノ粒子によって提供される長期持続パターンは局在化した骨髄炎治療への応用の可能性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガラスの製造  ,  ガラスの性質・分析・試験  ,  塩基,金属酸化物 

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