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J-GLOBAL ID：201702276743992157   整理番号：17A0717783

2つの半無限大フォノン結晶間の境界面における界面弾性波(IAW)

Interface acoustic waves at the interface between two semi-infinite phononic crystals

著者 (3件)： TANAKA Yukihiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OKASHIWA Nobuharu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NISHIGUCHI Norihiko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 10  ページ： 104302.1-104302.6  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レイリー波のような弾性表面波(SAW)は,固体の表面の下の波長のオーダの領域に閉じ込められている。それらの特性のために,SAWはエネルギー散逸なしに伝搬し,SAWデバイス,例えばSAWフィルタおよびSAWデュプレクサで利用されている。本研究では,二重2D PCシステムと呼ばれる2つの異なる準無限2D PCからなるシステムにおいて,IAWのバンド構造を調べた。著者らは,デュアル2D PCシステムにおける各PCの構成要素(例えば,充填率と物質の種類)を概算する方法を提案した。本研究では,構成材料が等方性,異方性(立方体対称性)の2つのタイプのデュアル2DPCシステムを検討した。調査の結果,両方のデュアル2D PCシステムについて,構成PCの特定の一組の充填率について,IAWブランチが分散関係において最も低いバルク横波ブランチの下に存在し,ブリルアンゾーンの境界付近ではBragg反射を起こし,IAWの群速度の減少をもたらすことを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *弾性表面波 ,  *Rayleigh波 ,  エネルギー散逸 ,  *音波伝搬 ,  *等方性媒質 ,  *異方性媒質 ,  Brillouin帯 ,  Bragg反射 ,  群速度
準シソーラス用語： 表面弾性波

分類 (2件)： 弾性表面波デバイス  (NC03120T) ,  音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (38件)：

• R. M. White, Proc. IEEE 58, 1238 (1970).
• R. Stoneley, Proc. R. Soc. London, Ser. A 106, 416 (1924).
• K. Sezawa and K. Kanai, Bull. Earthquake Res. Inst. 17, 1 (1939).
• J. G. Sholte, Proc. K. Ned. Akad. Wet. 45, 159 (1942).
• J. G. Scholte, Geophys. Suppl. MNRAS 5, 120 (1947).

タイトルに関連する用語 (5件)： フォノン ,  結晶 ,  境界面 ,  界面 ,  弾性波