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J-GLOBAL ID:201702276782741916   整理番号:17A1282342

再生セルロースのテラヘルツスペクトルの実験と理論的研究【JST・京大機械翻訳】

Experimental and Theoretical Study on Terahertz Spectra for Regenerated Cellulose
著者 (12件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 697-703  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2093A  ISSN: 1000-0593  CODEN: GYGFED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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再生セルロース膜を低温溶解法により調製し,走査型電子顕微鏡,Fourier変換赤外分光法およびX線回折によりキャラクタリゼーションを行った。これらの結果に基づき,テラヘルツ時間領域分光法とFourier変換赤外分光法を用いて,再生セルロース膜のテラヘルツスペクトルを測定した。これにより、再生セルロースのテラヘルツバンドにおける特徴ピークを詳しく同定し、再生セルロースのテラヘルツ透過率が波数の減少によって増大する現象はその無定形部分によるものであることを指摘した。100~700cm-1の再生セルロースと脱脂綿のスペクトル特性を比較することにより、両者は類似のピーク形を持つが、再生セルロースのこのバンドの特徴ピークは脱脂綿のピークに対して異なる程度の青方偏移が発生することが分かった。これにより、セルロースIIとセルロースIβの同結晶を識別する新しい方法を提案した。重要なことに、CASTEPを用いてセルロースII結晶に対して構造最適化及びスペクトルの理論研究を行い、再生セルロースのテラヘルツ特徴ピークに対して系統的な帰属を行った。理論計算結果により、再生セルロースの42と54 cm-1におけるテラヘルツ特徴ピークは、それぞれ並進振動と回転の格子振動モードによって引き起こされることが分かった。一方,68~238cm(-1)に位置するテラヘルツ特性ピークは,CH_2OH基のねじれ振動およびC-HおよびOHの変形振動に関連していた。さらに,3511~583cm(-1)の範囲での吸収ピークは,C-O-Cおよびピラン環の骨格振動に関連し,一方,611および670cm(-1)の吸収ピークは,主にO-Hの面外曲げ振動に起因した。この結果は,再生セルロースの構造とテラヘルツスペクトルの間の関係を明らかにするだけでなく,部分的結晶の高分子と生体高分子のようなテラヘルツ応答の物理的原理を理論的に研究するための参照を提供した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
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多糖類  ,  無機化合物一般及び元素 
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