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J-GLOBAL ID：201702276793811123   整理番号：17A0640938

医療・福祉・コミュニケーションロボット 現場で役立つためのコミュニケーションロボットの課題と可能性

著者 (1件)： 井上剛伸 (国立障害者リハビリテーションセ 研)
資料名： ロボット  (Robot)
号： 236  ページ： 42-46  発行年： 2017年05月20日 
JST資料番号： Y0287A  ISSN： 0387-1940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本ではロボットは親しみやすい存在として扱われてきたが,欧米では違った存在となっている。そういう意味で,日本ではヒューマノイドの開発が盛んに行われている。コミュニケーションロボットの特徴や,高齢者や障害者に対するロボット支援の課題などについて解説した。会話機能のないロボットとして,癒し系のアザラシ型ロボットや音の反応してうなずく機能を有する人形型の「うなずきかぼちゃん」などが開発され,会話機能のあるロボットとしては,音声認識技術を用いた富士ソフトの「パルロ」やソフトバンクの「ペッパー」などが有名である。遠隔地との会話を目的としたオリティ研究所の「オリヒメ」はカメラ機能を搭載し映像や音声を伝送できる。様々な施設やコミュニティでの活用場面を例に,課題と可能性を抽出した。

シソーラス用語： 知能ロボット ,  *音声認識 ,  遠隔制御 ,  通信 ,  治癒 ,  信号伝送 ,  カメラ ,  人間行動 ,  動作
準シソーラス用語： うなずき ,  *コミュニケーションロボット ,  ヒューマノイド【ロボット】 ,  映像伝送 ,  遠隔コミュニケーション ,  遠隔コントロール ,  *会話ロボット

分類 (3件)： ロボット工学一般  (IC04011S) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A)

引用文献 (9件)：

• International classification of functioning, disability and health,WHO,2001.
• ISO 9999: 2016 Assistive products for persons with disability - Classification and terminology. ISO, 2016.
• Masaaki Tanaka, Akira Ishii, Emi Yamano, Hiroki Ogikubo, Masatsugu Okazaki, Kazuro Kamimura, Yasuharu Konishi, Shigeru Emoto, Yasuyoshi Watanabe, Effect of a human-type communication robot on cognitive function in elderly women living alone, Med. Sci, Monit., 18 (9), CR550-557, 2012.
• 福井貴弘,特区で広がる最新機器の利用と効果,第10回認知症のある人の福祉機器シンポジウム 自治体と取り組むコミュニケーションロボットの活用,2016-11-5,東京.
• 中村美緒,美谷島直行,藤原翔平,井上剛伸,高齢者入居施設におけるコミュニケーションロボットの有効性評価,LIFE2016,2A1-C04,2016-9-5.

タイトルに関連する用語 (6件)： 医療 ,  福祉 ,  コミュニケーション ,  ロボット ,  現場 ,  可能性