抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オフショア産業の事情は非常に悪い,特に新造船市場は悪い。2017年の発注量の合計は473隻で,プラットフォームサプライ船が218隻,アンカーハンドリング船が176隻,オフショア支援船が79隻である。これらの船舶の多くは2年以上前に発注されたものである。市場の混乱により近く引き渡される船舶はない。発注された時は,傭船料は高い時であった。メジャーオイルの油,ガスの新規探査プロジェクトはない。現在の状況はすぐには改善する見込みはない。造船所及び船主は不況である。世界的な原油価格の暴落が長引く景気後退の原因である。進水した船舶でもスクラップにされる可能性がある。シェル社は最近1バーレル当たりの原油価格が45ドルになると探査を始め,休止している井戸を再開すると発表した。ノルウェーのSolstad社は競争力を高め,コスト削減するためにRem Offshore社と合併した。更に同社はSolstad社,Farstad社,Deep Sea Supply社と合併する。合併後の船舶数は154隻になる。2017年に上期の発注量はオフショアサポート船が5隻で,2016年6月から1年間の発注量は26隻である。