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J-GLOBAL ID:201702276817576289   整理番号:17A1479960

抗糸球体基底膜疾患患者における細胞Crescent累層に及ぼすグルココルチコイドの治療機構【Powered by NICT】

Therapeutic Mechanism of Glucocorticoids on Cellular Crescent Formation in Patients With Antiglomerular Basement Membrane Disease
著者 (8件):
資料名:
巻: 354  号:ページ: 145-151  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0365B  ISSN: 0002-9629  CODEN: AJMSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,抗糸球体基底膜疾患におけるグルココルチコイド(GC)の治療機構を検討することを目的とした。生検で確認された抗糸球体基底膜腎炎の三十四人の患者を,2群:1群(GCで治療された患者,22例),2群(GCで治療しなかった患者,n=12)に分けた。壁側上皮細胞(PEC),活性化PECsとグルココルチコイド受容体(GR)の発現を定量的に調べ,2群間で比較した。糸球体におけるGR発現と患者の臨床病理学的指標間の相関も分析した。2群の患者と比較して,1群の患者は血清クレアチニン(SCr)(P=0.03),平均細胞半月体割合(P=0.005)および腎間質(P=0.03)に浸潤したマクロファージの低レベルを示した。PECs(P=0.007)と活性化されたPEC(P=0.03)は,古典的な半月の細胞成分で検出され,両者は2群に比べて1群で有意に減少した。糸球体(P=0.01)または間質(P=0.009)でGR発現はグループ2に比べてGC処理後1群で低かった。さらに,糸球体におけるGR発現は腎機能(SCr: r=0.45, P=0.009; eGFR: r= 0.35, P=0.046),細胞半月(r=0.67, P<0.001),PEC(r=0.64, P<0.001)と活性化されたPEC(r=0.72, P<0.001)の割合,および格子間原子(r=0.50, P=0.004)と糸球体(r=0.49, P=0.007)マクロファージ浸潤の程度と強く相関した。GCはPECsの活性化と増殖,マクロファージ浸潤,半月体形成に寄与する阻害を介してそれらの治療効果を発揮し,腎生存を決定する可能性がある。GRはこの過程に関与している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  細胞膜の受容体 

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