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J-GLOBAL ID:201702276818800551   整理番号:17A1062295

サハラとサヘルにおけるダスト放出の数十年変動の表面風と植生被覆の役割【Powered by NICT】

Role of surface wind and vegetation cover in multi-decadal variations of dust emission in the Sahara and Sahel
著者 (14件):
資料名:
巻: 148  ページ: 282-296  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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世界最大のダスト源,北アフリカが不均一である,永久乾燥地域(サハラ),半乾燥地域(サヘル),および相対的に湿潤な植生領域(サバンナ),それぞれ非常に異なる降雨パターンと表面条件とから成っていた。本研究では,1982年から2008年までの27年間にわたって北アフリカにおけるダスト放出の変動を決定し,観測データとモデルシミュレーションを用いたことを制御する因子をより良く理解することを目的とした。結果は,モデルが導出したサハラダストの発生が,再解析データから得られた10m風(W10m)に関連するだけであることを示したが,モデルサヘルダストの放出は,衛星から得られるW10mと正規化植生指数(NDVI)の両方と相関していた。サハラダストは27年間平均大陸北アフリカダスト放出(1340 1570Tg年~ 1)の82%を占めるが,サヘルは大きな季節的及び年々変化(230 380Tg年~ 1)の17%を占め,南アメリカの北部に輸送された大西洋横断ダストの約4分の1寄与している。27年間の期間を通じて減少ダスト放出傾向は高度にサハラ(R=0.92)W10mと相関していた。サハラ沙漠周縁地帯全域にわたって,ダストの放出は,W10m(R=0.69)と相関するが,NDVI(R= 0.65)の傾向と逆相関した。W10mはサハラと1982と2008の間のサヘルの両方で減少していると,その傾向は相関していた(R=0.53),サハラ/サヘル地表風は連成系であることを示唆し,ダスト放出の年年変動を駆動している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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粒状物調査測定  ,  対流圏・成層圏の地球化学 

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