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J-GLOBAL ID:201702276871508661   整理番号:17A1711443

健常志願者における胸部大動脈の非増強3T MRAにおけるマルチショット勾配エコーEPIと平衡SSFPの比較【Powered by NICT】

Comparison between multi-shot gradient echo EPI and balanced SSFP in unenhanced 3T MRA of thoracic aorta in healthy volunteers
著者 (16件):
資料名:
巻: 96  ページ: 85-90  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3246A  ISSN: 0720-048X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,マルチショット勾配エコープラナーイメージング(MSG EPI)とバランスのとれた定常状態自由歳差運動(b SSFP)を用いたMRAを用いた胸部大動脈の磁気共鳴血管造影(MRA)との間のスキャン時間及び画質を比較することであった。健常ボランティア(n=17)は,バランスのとれた定常状態自由歳差運動(b SSFP)を用いた非造影胸部大動脈MRAと3T MRIにMSG EPI配列を行った。胸部大動脈の取得時間,全走査時間,胸部大動脈の信号対雑音比(SNR),変動係数(CV)を,対応のあるt検定と比較した。二名の放射線科医は独立して4点スケールでの画像のコントラスト,ノイズ,鮮鋭度,アーチファクト,及び総合的な品質を記録した。取得時間はMSG EPIのための36.2%短いbSSFP(115.5±14.4 vs 181.0±14.9s, p<0.01)。全走査時間はMSG EPIのための40.4%短いbSSFP(272±78 vs 456±144s, p<0.01)。MSG EPIとbSSFPスキャン(17.3±3.6 vs 15.2±4.3, p=0.08)間の平均SN比に有意差はなかった。CVはMSG EPIに対し有意に低いbSSFP(0.2±0.1 vs. 0.5±0.2, p<0.01)。画像雑音を除く全ての定性的スコアはMSG EPIで有意に高いbSSFPスキャン(p<0.05)。MSG EPI配列は走査時間を短縮し,bSSFPと比較して3Tスキャナに対する胸部大動脈のMRAにおけるより均一な画質を得るための有望な技術である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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