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J-GLOBAL ID:201702276891046015   整理番号:17A1386442

多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の毒性における鉄触媒の役割【Powered by NICT】

The role of the iron catalyst in the toxicity of multi-walled carbon nanotubes (MWCNTs)
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  ページ: 153-160  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0779A  ISSN: 0946-672X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,純粋なおよび官能化した多層カーボンナノチューブ(p/fMWCNTs)鉄含有量2.5 2.8%への生物学的応答では,触媒として用い,鉄の役割を検討することを目的とした。予備的に,著者らは非生物的試験によりMWCNTに関連した鉄の酸化促進活性を評価した。鉄のバイオアベイラビリティを評価するために,MWCNT懸濁液とMWCNTsによって前処理された細胞培地に曝露したA549細胞における細胞内酸化還元活性鉄を測定し,生理的条件下で鉄溶解速度を評価した。さらに,曝露された細胞では,ROSレベル,8 オキソ dGとミトコンドリア機能を検出した。結果は,MWCNTに関連した鉄は酸化還元活性ではないが,鉄漏れは生理的条件下で起こらなかったことを強調し,特殊化した細胞の酸化的バーストを含んでいた。これにもかかわらず,MWCNTs曝露した細胞で,より高いレベルの細胞内酸化還元活性鉄のは対照と比較して測定した,顕著な時間依存ROS増加が観察された(P<0.01)。,酸化的DNA損傷,およびミトコンドリア機能低下のマーカーである8 オキソ dGの高いレベルはMWCNTsにより誘導された酸化ストレスを確認した。結果に基づいて,著者らは酸化的損傷は,内因性酸化還元活性鉄の放出によるものであろうと信じている。これはエンドサイトーシス仲介MWCNTインターナリゼーションによる酸性液胞コンパートメントの損傷によるものであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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医用素材  ,  細胞生理一般  ,  炭素とその化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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