文献
J-GLOBAL ID:201702276918952627   整理番号:17A1407228

NPFFR2はHPA軸を活性化し齧歯類における不安惹起作用を誘導する

NPFFR2 Activates the HPA Axis and Induces Anxiogenic Effects in Rodents
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ノイロペプチドFF(NPFF)はRFアミド群に属し,モルヒネ調節ペプチドとして知られNPFFは二つの受容体NPFFR1およびNPFFR2を介して各種視床下部機能を調節する。ている。視床下部-脳下垂体-副腎(HPA)軸は循環グルココルチコイド濃度を増大し感情応答を調節することで生理的ストレス応答に参加する。ノイロペプチドAF,ノイロペプチドSFおよびRFアミド関連ペプチドを含む他のRFアミドペプチドもNPFFR1またはNPFFR2を標的とし,HPA軸を活性化し,不安または抑鬱様挙動を誘発することが報告されている。しかし,HPFF軸活性および不安様挙動に及ぼすNPFFの作用に関する知見は稀であり,個別の受容体の役割は未知である。本研究ではNPFFR2作用薬を用いて齧歯類におけるHPA軸を活性化するNPFFR2の役割を調べた。NPFFR2作用薬であるdNPA(脳室内,ICV)およびAC-263093(腹腔内,IP)の投与は時間依存的(ラットの場合)および用量依存的(マウスの場合)に血清コルチコステロイド濃度を増大させ,その影響はNPFF受容体拮抗薬RF9(ICV)およびコルチコトロピン放出因子(CRF)拮抗薬αヘリックスCRF(9-41)(静脈内,IV)による反作用を受けた。NPFFR2作用薬(AC-263093,IP)による処理は視床下部室傍核におけるc-Fos蛋白質発現を増大させ,不安惹起作用を誘導したが,それを高架式十字迷路を用いたマウスで評価した。本結果は視床下部NPFFR2の直接作用がHPA軸を刺激し,不安様挙動を誘発することを初めて明らかにした。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  神経系一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る