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J-GLOBAL ID:201702277022249172   整理番号:17A0281327

ヨーロッパのトウモロコシにおける赤かび病抵抗性の量的形質遺伝子座の低い有効性

Low validation rate of quantitative trait loci for Gibberella ear rot resistance in European maize
著者 (8件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 175-186  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシにおける赤かび病抵抗性の量的形質遺伝子座(QTL)の研究は少なく,QTLの有効性確認はなされていないが,この確認は,マーカー利用選抜(MAS)の前に実施しておく必要がある。本研究では,トウモロコシにおける5系統の供与親と,2自殖系統UH009(赤かび病に感受性)とUH007(中程度の抵抗性)を反復親として,連続戻し交配によって育成した準同質遺伝子系統(NIL)の対を供試して,6つの赤かび病抵抗性QTLの有効性確認について検討を行った。その結果,UH009の遺伝的背景を有する34対のNILのうち,3対は,3つのQTL(Qger1,Qger2,Qger13)の形質で有意差を示した。一方,UH007の遺伝的背景を有する25対のNILのうち,5対は,2つのQTL(Qger2,Qger21)の形質で有意差を示した。しかし,Qger16,Qger10とQger13は偽陽性である可能性が高い。非標的領域における供与親に由来する残存遺伝子座によるリンケージドラッグやエピスタシスのため,遺伝的背景がNIL対の比較に影響を及ぼしたとも考えらえる。こうした結果から,赤かび病抵抗性QTLの有効性は低く,トウモロコシにおける赤かび病抵抗性は,多くの低効果QTLによって制御されていることが示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
菌類による植物病害  ,  トウモロコシ  ,  分子遺伝学一般 

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