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J-GLOBAL ID:201702277074548975   整理番号:17A1621560

植物プランクトンの総細胞数はリンの供給で決まる:亜熱帯域の4つの貯水池における18か月間の栄養塩負荷実験による証拠

Total phytoplankton abundance is determined by phosphorus input: evidence from an 18-month fertilization experiment in four subtropical ponds
著者 (8件):
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巻: 74  号:ページ: 1454-1461  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: H0491A  ISSN: 0706-652X  CODEN: CJFSDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: カナダ (CAN)  言語: 英語 (EN)
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湖沼の富栄養化は,藻類ブルームの形成,魚類の斃死,生態系の劣化,及び有毒藻類の出現などに関係し,世界中で環境問題となっている。本研究では,亜熱帯域における植物プランクトンの細胞密度に及ぼす窒素(N)とリン(P)の影響を生態系全体の規模で明らかにする目的で,中国,揚子江流域の4つの貯水池に,NとPの栄養塩負荷(N+P区),Nのみの栄養塩負荷(N区),Pのみの栄養塩負荷(P区),または栄養塩無負荷(対照区)を行い,各貯水池における植物プランクトンの細胞数を18か月間モニタリングした。その結果,P区における総N濃度が窒素固定能力を持つ藍藻類の出現とともに増加した。Pの栄養塩負荷を行わなかったN区と対照区の総細胞数は同じで,N+P区よりも低いレベルであった。これらより,NではなくPが植物プランクトンの総細胞数を決定し,Nの欠乏は亜熱帯域の湖沼における窒素固定で相殺されていることが示唆された。
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分類 (2件):
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プランクトン  ,  微生物の生態 

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