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J-GLOBAL ID:201702277092853306   整理番号:17A0598437

抗生物質シプロフロキサシンの分解のための可視光増強光触媒活性を有するAg3PO4-NP/Cu-NWの生体模倣合成

Biomimetic synthesis of Ag3PO4-NPs/Cu-NWs with visible-light-enhanced photocatalytic activity for degradation of the antibiotic ciprofloxacin
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資料名:
巻: 46  号: 19  ページ: 6425-6432  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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可視光駆動光触媒活性を高めるために,生体模倣合成により1D Ag3PO4-NP/Cu-NWを構築した。容易な水熱法によりCuナノワイヤ(NW)を合成した。生体模倣合成のプロセスにおいて,細胞膜の輸送プロセスを模倣できる多孔質PTFE膜は,反応速度を低下させるために銀イオン(Ag+)の輸送速度を制御する上で重要な役割を果たす。したがって,Ag+/Cuの置換反応の抑制と,Cu-NW上の直径約10nmのAg3PO4ナノ粒子(NP)の均一な成長を同時に実現できる。Ag3PO4-NP/Cu-NWの直径は約70nmである。単結晶Cu-NWの高い電子輸送のため,Ag3PO4中の自由電子は移動し,光生成電子-正孔対分離を促進する。Ag3PO4-NP/Cu-NWのAg3PO4 NPの安定性を改善し,光分解はもはや発生しなかった。一方,Ag3PO4のバンドギャップは,Cu-NW上に被覆した後2.07eVに減少し,可視光の吸収範囲を拡大した。また,活性種捕捉実験は,正孔とO2-が光触媒反応において重要な役割を果たすことを示した。シプロフロキサシン(CPFX)の分解に新規なAg3PO4-NP/Cu-NWを初めて使用し,それは高い光触媒分解性能を示した。15min間の可視光照射後,触媒としての純粋なAg3PO4 NPとAC0.3を用いたCPFXの分解割合は,約27%と53%であった。最後に,Ag3PO4-NP/Cu-NWの分解効率は,純粋なAg3PO4 NPの6.07倍であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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その他の触媒  ,  光化学反応,ラジカル反応 
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