文献

J-GLOBAL ID：201702277103903195   整理番号：17A1096514

CO_2上昇と窒素添加は塩性湿地生態系における微生物存在量ではなく群集構造に影響する【Powered by NICT】

Elevated CO₂ and nitrogen addition affect the microbial abundance but not the community structure in salt marsh ecosystem

著者 (4件)： Lee Seung-Hoon (School of Civil and Environmental Engineering, Yonsei University, Seoul, Korea) ,  Megonigal Patrick J. (Smithsonian Environmental Research Center, WA, DC20013, USA) ,  Langley Adam J. (Smithsonian Environmental Research Center, WA, DC20013, USA) ,  Kang Hojeong (School of Civil and Environmental Engineering, Yonsei University, Seoul, Korea)
資料名： Applied Soil Ecology  (Applied Soil Ecology)
巻： 117-118  ページ： 129-136  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0756A  ISSN： 0929-1393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ユニークで重要な特性により,塩性湿地生態系は,CO_2とN富化に影響されることが期待される。様々な研究は,塩性草原の植生に及ぼすこれらの変化の影響を評価したが,微生物に対するそれらの影響に関する利用可能な情報はほとんどない。本研究では,塩性湿地生態系における3年にわたる上昇CO_2(eCO_2)およびN添加(N)に応答する土壌の微生物群集構造を包括的に分析した。ピロシーケンス,T-RFLP分析および定量的PCRを用いた細菌,古細菌,および真菌群集を研究した。全体的な結果は,1)eCO_2とNは塩性湿地システムにおける微生物豊度ではなく群集構造に有意な影響を及ぼし,2)異なる生態生理学のために,eCO_2および/またはN添加に三種類の微生物群集の応答を各群で変化し,3)植物群落の組成(C3/C4または多様性)は塩性湿地生態系の微生物群集,一般的に低い植物多様性を構造化に重要であった,4)古細菌及び真菌類コミュニティは,細菌群集よりもeCO_2および/またはN添加に対してより強く応答したことを示した。本研究では,潮汐湿地システムの多様な微生物群集構造に及ぼすeCO_2および/またはN添加の影響の最初の包括的報告である。塩性湿地における微生物豊度に及ぼすeCO_2およびNの単独または併用効果が著明であったこと,および生物地球化学的過程において重要な役割を果たす重要な基をシフトさせることができることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細菌 ,  *微生物 ,  *湿地 ,  古細菌 ,  植物群落 ,  *生態系 ,  真菌類 ,  定量的PCR法 ,  草原
準シソーラス用語： 生物地球化学 ,  細菌群集 ,  微生物コンソーシアム ,  微生物群集構造 ,  *群集構造 ,  *塩性湿地 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 塩湿地 ,  CO_2上昇 ,  N添加 ,  微生物群集 ,  C3/C4植物 ,  ピロシーケンス

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 窒素添加 ,  塩性湿地 ,  生態系 ,  微生物 ,  群集構造