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J-GLOBAL ID：201702277195311394   整理番号：17A1714085

日本における丸太生産からの温室効果ガス排出【Powered by NICT】

Greenhouse gas emissions from round wood production in Japan

著者 (7件)： Nakano Katsuyuki (LCA Center, Japan Environmental Management Association for Industry (JEMAI), 2-1, Kajicho 2-chome, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0044, Japan) ,  Shibahara Naoki (LCA Center, Japan Environmental Management Association for Industry (JEMAI), 2-1, Kajicho 2-chome, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0044, Japan) ,  Nakai Toshifumi (LCA Center, Japan Environmental Management Association for Industry (JEMAI), 2-1, Kajicho 2-chome, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0044, Japan) ,  Shintani Keisuke (Regional Management Group, Mitsubishi Research Institute, 10-3, Nagatacho 2-chome, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-8141, Japan) ,  Komata Hirotaka (Forest Research Department, Hokkaido Research Organization, Kita 19-Jo, Nishi 11-chome, Kita-ku, Sapporo, 060-0819, Japan) ,  Iwaoka Masahiro (Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Saiwai-cho 3-5-8, Fuchu-shi, Tokyo, 183-8509, Japan) ,  Hattori Nobuaki (Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Saiwai-cho 3-5-8, Fuchu-shi, Tokyo, 183-8509, Japan)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 170  ページ： 1654-1664  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材は工業材料と燃料として長年の歴史を持っている。包括的ライフサイクル評価データは,木材の定量的環境影響を評価するために必要である。本研究の目的は,四種の一般的な日本の樹種の木材生産の揺りかごからゲートまでの温室効果ガス排出量を推定した。これら四樹種は日本における全丸太生産の80%以上を構成しているので,この研究では,日本のスギ(Cryptomeria japonica),ヒノキ(Chamaecyparis obtusa),カラマツ(Larix kaempferi)とトドマツ(Abies sachalinensis)に焦点を当てた。本研究では,全ての主要な森林活動,植栽,間伐と最終伐採などを含んでいた。これらの活動に加えて,林道の建設など,間接過程も含めた。本研究で使用した機能単位は生材(ob)の樹皮上1m~3であった。全て47県は全国部位特性を調べるためにモデル化した。各樹種および各県のために収集した収率あたりの面積,必要な実生数,細線化法のような活性データ。実測データとシミュレーションデータを組み合わせることにより,場所と時間の変動に関する情報収集の課題を克服した。本研究の結果は,スギ,ヒノキ,カラマツ,トドマツの木材生産に関連した温室効果ガス排出量は,21.7年,25.9年,24.9および25.5kg CO_2e/m~3obであったことを示唆した。日本の全てのための重み付き平均値は23.0kg CO_2e/m~3obと推定された。これら樹種の一時的炭素貯留の量は585 762kg CO_2e/m~3obと計算された。結果も日本を横切る異なる都道府県間の大きな変動を明らかにした。ヒノキについては,例えば,評価した都道府県間在庫指標として最大の温室効果ガス排出量と土地利用値は最小排出量と土地利用値よりも約1.5倍と2.7倍であった。重林業機械のより高いシェアと県は比較的高い温室効果ガス排出を示す傾向が見られた。標的地域の包括的分析は,興味の対象の領域の代表的な値を生成するために必要である。評価プロセスの中で,最終伐採プロセスは全ての樹種における温室効果ガス排出量の大部分に寄与した。このプロセスのエネルギー効率の向上が必要である。改善労働生産性は,通勤労働者から生じる温室効果ガス排出を減少させるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： トドマツ ,  間伐 ,  環境影響 ,  *日本 ,  ライフサイクルアセスメント ,  土地利用 ,  カラマツ ,  モデリング ,  木材 ,  排出量 ,  温室効果ガス排出量
準シソーラス用語： 木材生産 ,  樹種 ,  *温室効果ガス放出 ,  *丸太 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 揺りかごからゲートまで ,  森林管理 ,  土地利用 ,  ライフサイクルアセスメント(LCA) ,  ラウンド木材 ,  育林

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  丸太 ,  温室効果ガス排出