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J-GLOBAL ID：201702277197733621   整理番号：17A1370729

MYBクラス転写因子はクラス-Iパタチンプロモーターの塊茎特異的およびスクロース-応答エレメントに結合する

MYB class transcription factors bind to the tuber-specific and sucrose-response element of a class-I patatin promoter

著者 (3件)： CHOI Hyung-in (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  BAEK Sun-Young (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  KIM Soo Young (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR)
資料名： Plant Biotechnology Reports  (Plant Biotechnology Reports)
巻： 11  号： 4  ページ： 239-245  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： W2417A  ISSN： 1863-5466  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 韓国 (KOR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パタチンは糖蛋白質ファミリーに属し,ジャガイモ塊茎に最も豊富に存在する。この蛋白質をコードするクラス-Iパタチン遺伝子は塊茎特異的に発現するが,パタチン遺伝子の組織特異的発現を方向付ける幾つかのプロモーターエレメントは明らかにされてきた。しかしながら,他のcis-調節性エレメントやそれに結合する蛋白質群は不明である。クラス-Iパタチン遺伝子PS20の最小プロモーター内リピートエレメント下流のKボックスが,塊茎特異的/糖誘導性発現に必須な新規cis-調節性エレメントであることを見出した。酵母ワンハイブリッドスクリーニングを用いて,4つのKボックス結合性MYB蛋白質を同定し,それらをTSF1-TSSF4と命名した。TSFのさらなる特徴付けは,TSF1とTSF2が転写活性と同時にKボックス結合活性も有することを示した。ジャガイモにおけるTSF2の過剰発現は葉でのパタチン遺伝子の異所発現を誘導し,TSF蛋白質が植物においてパタチン遺伝子発現調節の役割を果たすことを示す証拠を提供した。

シソーラス用語： *植物タンパク質 ,  ジャガイモ ,  塊茎 ,  遺伝的調節 ,  プロモーター領域 ,  *転写因子 ,  結合部位 ,  アミノ酸配列 ,  配列相同性
準シソーラス用語： *パタチン ,  遺伝子発現調節 ,  転写因子結合部位 ,  アミノ酸配列相同性

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： クラス ,  転写因子 ,  パタチン ,  プロモーター ,  塊茎 ,  スクロース ,  応答エレメント